仕事のやる気が出ない原因/回復法/セルフケア/やる気低下の再発防止

仕事でやる気が出ない
ななか編集員

仕事のやる気が出ない・・・」という場合、無気力、脱力といった状態になり、仕事に対してやる気が出ないことがあります。このような状態になる人は、「真面目な人」「責任感が強い人」「完璧主義の人」が多く、頑張りすぎて何かに疲れてしまい、失望感や喪失感などが同時に生じる傾向があります。

ここでは、原因と結果、回復方法を身につけ、仕事でやる気がでない状況に再突入しないため、モチベーションのセルフケア等による対策までをレクチャーします。

仕事のやる気とは一体何なのか

やる気とは?
ななか編集員

仕事のやる気が出る条件について考えてみましょう。まず、「仕事はお金のためにやるもの」と考える人が多いのではないでしょうか。自分の時間を対価として業務をこなし、給料をもらって自分の趣味のために使うとか、将来の生活のために貯金するのが仕事の目的であるとする考え方です。

おさむ編集員

いわゆる「自分らしく働く」「会社ではなく自分のために働く」といった「自分」を主体とした働き方ですが、仕事そのものに理想や期待を持って始めた場合と、仕事そのものに特に期待をしないで始めた場合とで、仕事でのやる気を維持する方法は全く異なるのです。

そもそも「やる気」とは何なのか

ななか編集員

やる気は「モチベーション=目的意識」とも言い換えられます。仕事においては、一般的には給料という対価があるので、ここでまず最低限の目的意識が生じていることになります。ここで、さらにやる気を補強してくれるのがポジティブな目的・動機です。

▼長期的な動機

  • その仕事そのものの楽しさ・興味が持続する
  • その仕事を通して得られる社会的な貢献に満足感が得られている

などが挙げられます。

▼短期的な動機

  • 土日に推しているアーティストのライブがあるから残業を頑張れる
  • 家に帰ったら冷凍庫に良い晩酌・デザートの用意がしてある

なども、仕事でやる気を出すために、効果的でポジティブな目的になり得ます。

おさむ編集員

しかし、あまりにも業務が忙しくなる時期では、楽しみや達成感を得られる機会は失われてしまいがちです。そうしたポジティブさでカバーできなくなる労働環境に身を置き続けてしまうと、やる気の最大値は下がっていく一方です。

【やる気が出ない原因1】モチベーションが高かった場合

自分の才能・やりたい事と結びついた、いわゆる天職と呼ばれる仕事に就いた人が、突然やる気を失ってしまう原因は2つ。

  • 挫折
  • 環境

スランプから抜けられない、或いは仕事に集中できないほど人間関係等に煩わされてしまうと、いずれも仕事そのものと結びついていたやる気は、消え去ってしまいます。

後者は転職することで状況が好転することがありますが、前者は多くの場合、何らかの気づきやきっかけによって乗り越えるしかない状況です。

もともと、仕事のやる気が高く成果を挙げられていた分、崩れてしまった時の落差の大きさに、自信を喪失してしまう人も少なくありません。

【やる気が出ない原因2】もともとモチベーションが低かった場合

その仕事が元々好きではなかった場合、多くの場合は仕事そのものに「理想」や「夢」を抱いている人は稀です。そのため、働く目的である「給料」が保証されていれば、仕事以外の趣味や貯金によって仕事のやる気も維持されます。

しかし、この場合は詰め込まれた仕事によって趣味が滞る、あるいは過度の疲労が連日続くことで、仕事のやる気は激減します。

その時点で、仕事が思ったより自分に向いている等、仕事自体にやりがいが芽生えていれば踏み止まることもできますが、現在の職場や労働環境を変えて、仕事へのやる気の復活が図れなければ、遅かれ早かれ、心身に無理が生じてしまうでしょう。

仕事のやる気が出なくなった原因(ギャップ別)

モチベーションが上がらない原因
ななか編集員

念願だった企業に就職した、あるいは念願だった仕事に携わることができたのに、時が経つにつれて、『徐々に熱量が下がって、仕事のやる気が出なくなってしまう体験』をしたことはありませんか?

入社前の期待値が高い「やりたかった仕事」ほど、最初のやる気は高いものの、続けているうちに「やりたくない仕事」へと急変してしまうことがあります。いわゆる、モチベーション低下状態です。

おさむ編集員

やる気が出なくなってしまう原因は、主に肉体的な理由精神的な理由に分けられます。このどちらか、或いは双方の理由が合わさり、総じて仕事が苦痛に感じてしまうのが仕事のやる気が出ない根本的な原因です。

原因1:肉体的な理由

疲れで仕事のやる気が出ない

当初はハツラツと働いていても、繁忙期に入ると思ったよりも休みが取れない・忙しすぎるという状況が起きがちです。肉体的な理由は、筋肉痛といった肉体労働に関するものだけではなく、「休みが全然取れなくて身体が休まらない」といった疲労に関する原因も含まれます。

原因2:精神的な理由

環境が合わなくてやる気が出ない

精神的な理由では「中々成果が出ない・出せない」「興味深い仕事だと思ってたのに、やってみると全然違っていた」等の、自分自身の能力や仕事そのものへのギャップが原因となることがあります。また、職場の人間関係が合わないことによる精神疲労も珍しくありません。

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振り返ろう!「やる気があった頃の環境はどうだった?」

転職を考えるにしても、『また、仕事のやる気が出ない状態になってしまったらどうしよう・・・』と竦んでしまうかもしれません。そんな時には、一旦、自分の経験を振り返ってみましょう。

どういう先生に学んだ時、どういう仲間との部活動でやる気が出ていたか、どういう趣味をしていたか等、実績ではなく「やる気」に注視してみてください。そこに自分が最もやる気を出せる「目標」や「環境」のヒントがきっと見つかります。

仕事のやる気が出ない人の特徴

やる気が出ない人の特徴
ななか編集員

既に仕事のやる気が出ない状態になっている人は、ゆるやかにその状態になっていった場合、自分でも気づけないほど追い込まれていることがあります

まだ愚痴を言い合える同僚や友達、気の置けない上司であれば上手く自分の状況を言い合えるかもしれませんが、真面目で抱え込んでしまう人ほど違和感に気付けず、心身の状況が重篤化しがちです。

おさむ編集員

何をおいても守るべきは自分の心身の健康です。「なんだか最近、仕事のやる気が出ないな」と気づいたら、放置せず、自分の状況を一旦俯瞰してみましょう

特徴1:疲れで仕事のやる気が出ない人

疲労に対して適切な休憩や休息が取れないことは、やる気が出なくなる大きな原因の一つです。例として下記のような状態が挙げられます。

  • 疲れているのに眠れない、最近しっかり眠れていない
  • 身体がだるく、肩こりや腰痛がある
  • 集中できない、考えがまとまらない

達成感の高い仕事ほど集中力を必要とし、疲労を感じにくくなることがあります。そうした仕事の直後から何日もやる気が起きない時は、蓄積した疲労が癒しきれずに、仕事を続けてしまっていることが考えられます。

また、忙しい時ほど、栄養摂取がパン・おにぎりといった炭水化物だけに偏りがちです。仕事は体調管理が大切ですから、栄養について、少しでいいので知識を持って身体を守りましょう。

食事の豆知識
炭水化物は人間の大切なエネルギー源である三大栄養素の1つですが、炭水化物のエネルギーをより効率的に変換する=疲労回復の観点で、より重要なのは「ビタミン・ミネラル」です。特に、ビタミンB1不足は身体のだるさと集中力が低下、マグネシウム不足はビタミンB群のエネルギー変換効率が下がり、ストレスや疲労に効果的なビタミンC不足は回復力に大きく関わってきます。

特徴2:病気で仕事のやる気が出ない人

疲労が蓄積している、あるいは加齢によって回復力が衰えているのに無理を続けてしまうと、次に生じてくる心身の異常は「病気」のステージに入ります。

  • どうしても起きられない、逆に眠れない、何をしても楽しさが無い
  • 口が渇く、ずっと背中から力が抜けず、肩こり腰痛が悪化している
  • 食欲不振や便秘、下痢といった内臓関係の異常が感じられる
  • 疲労感が強く、痛みを前より過敏に感じる

これらは総じて、ストレス障害によって心身に起きている異常、「過覚醒」が起きている可能性があります。この状態を改善しないまま放置していると、自律神経系への異常に繋がり、初期のうつ病へと発展していきます。

注意点
初期の段階で過覚醒を緩和・治療できれば、そこから心身のリカバリーをしていける可能性は高いです。重篤化して退職・休職、投薬治療が必要な可能性と天秤にかけて、心身の異常は早めの対処を行っていきましょう。心配な場合は、医師やカウンセラーに相談しましょう。

特徴3:辞めたい気持ちが強く、仕事のやる気が出ない人

疲労や体調には問題が無くとも、職場の人間関係が悪かったりスキルアップにつながらなかったり、将来性が見えない状態での業務は「このまま続けていていいのか」という不安によるストレスが生じます。

状況に期間が定まっていればまだしも、なし崩し的にその状況が続いてしまうと、やる気はどんどん低迷していきます。

「辞めたい」気持ちを優先し、転職を決め、自分自身で先の見えない状況に期限を作る等の状況打開を図らなければ、これも心身の不調に繋がっていく可能性があります。

仕事のやる気が出ないときのモチベーション回復法

モチベーションの切替え方
ななか編集員

仕事は楽しいが環境が悪い、仕事はつまらないが環境は良い等の理由で、簡単に転職を決められないケースもあります。そんな時は、それぞれ異なるアプローチのモチベーション回復法を試してみましょう

明らかな過労で身体的に異常が出ているならば無理は禁物ですが、「ちょっと仕事のやる気が出ないな」という程度で転職してしまうのは勿体なく、似たような転職を繰り返してしまう原因になりがちです。

モチベーション回復方法1

上司や同僚、人間関係でやる気ダウン!

人間関係において、どうしてもお互いの向き不向きはあります。能力上、性格上の問題もありますが、特に〇〇ハラスメントと呼ばれる行動を相手から受けてしまうと、やる気の減少、嫌悪感の発生などに繋がりがちです。

しかし、そのまま感情に任せて嫌悪し続けてしまうと、結局、気疲れするのは自分ばかりです。相手の情報や交流を遮断してしまうと印象は悪いままですが、逆に相手を知る方向に切替えることによって、思わぬ自分との共通点が判明し、親しみが湧くことがあります。

これを心理学では「類似性の法則」と呼ばれ、印象の変化に繋がります。ただし、相手に明らかな悪意や問題があれば上司に、直属の上司がそういった対象であれば人事部に相談してみましょう。

モチベーション回復方法2

環境は良いのに仕事がつまらない…。

職場の人間関係は良好だけれど、「仕事がルーティンワークすぎて試行錯誤の余地がない」、「毎日眠気と戦いながらこなさなければならない」といった理由で仕事のやる気が出ない場合には、担当している仕事における『未来の想定』をしてみましょう

例えば、
現在、自分の担当している仕事が余裕であっても、同僚や新人にそれを引き継ぐとしたらどんな準備がいるのか、急に他の仕事を任された時の優先順位は確立できているか等々、可能性を考えていくと、簡単な仕事であっても予想外のタスクが増えていきます。

多くの場合、業務には閑散期と繁忙期があります。今が暇だとしても、繁忙期に向けた準備を上司や先輩に確認しておくことは重要です。

仕事のやる気が回復した後のセルフケアならコレ

モチベーション回復後のセルフケア
ななか編集員

人間関係のギスギスが緩和できる切っ掛けがつかめた、退屈な仕事に目標が見つかったならば、あとはそれをできる限り維持していきましょう。少し好印象を抱いただけの状態では、一度ついてしまった悪印象に対して、人の脳は中々印象を変えてはくれません

おさむ編集員

社会活動に支障ないレベルで好印象を継続的に抱いていくためのコツを知って、やる気のセルフマネジメントに努めましょう。ただし、何よりも忘れてはいけないのは「自分自身へのケアです。

気疲れを溜めないために!継続したい3Rのセルフケア

ななか編集員

状況を変化させることは、それが良い変化であっても少なからぬストレスとなっています。特に、人間関係を変えたり、相手への印象を変えようと試みたりすることは、一朝一夕には行かず、相手を慮り続けて継続的なストレスになりがちです。

おさむ編集員

「相手への気遣いをし過ぎて疲れた」「余計なタスクを増やし過ぎてしまって疲れた」とならないようにするには、「3つのRを生活に取り込む」のが重要だと言われています。

1つ目:Rest(レスト)

休息・睡眠のRです。生活の中で最も疲れを取るのは睡眠ですが、勤務中において無心に働き続けず、オン・オフを切り替えて、意図的に短い休憩時間を取るように試みましょう。職場によっては昼時の休憩1時間のみ、という所もありますが、そういった長時間の休憩でなくても構いません。座りっぱなしであるなら少し立って歩いてみる、飲み物を飲んで一息入れる等、「作業し続けている」というストレス(緊張)に休息(緩和)を入れるのがこのRの目的です。

2つ目:Recreation(レクリエーション)

趣味や娯楽、気晴らしを意味するRです。特に、運動を伴う趣味はストレスの発散に大いに役立ちます。近年では、自宅でできるゲームによるフィットネス、筋力トレーニングも洗練され、より効果的なものが増えてきています。元々の趣味があればそちらを楽しみ、特に趣味が無い人はインドア・アウトドアという大枠から絞って、自分の興味を探ってみましょう。子供の頃に楽しかったものは、案外社会人向けのクラブやサークルとしても存在しています。逆に、子供の頃はやれなかった楽器演奏、カメラといった趣味も、大人の経済力ならば手が出しやすくなっています。

3つ目:Relax(リラックス)

ストレッチや入浴といった「身体の緊張をほぐす」リラクゼーションを指すRです。ややハードルが高く感じてしまうかもしれませんが、ゆったりと心身を休める時間を過ごすのがこのRの趣意です。アロマテラピーやアクアリウム作成といった準備が必要なものも良し、音楽やラジオを聞くことでも良し、周辺に日帰りで行ける温泉がないか、探してみても良いでしょう。運動的な趣味で身体を動かした後はしっかりリラックスも行うことで、心身の充足はより大きくなります。

セルフケアの次はコレ!やる気のセルフマネジメント

しっかりと緩和のセルフケア体勢が整ったならば、次はやる気の管理に目を向けましょう。ここまでストレスは悪いものだ、という論調で話を続けてきましたが、実は程よいストレスならば、このやる気の維持に大いに役立ちます。

▼ストレスは必ずしも悪ではない

ストレスはかかりすぎれば害がありますが、仕事への緊張感をもたらしてくれるのもこのストレスなのです。こうした仕事への意欲を保つことは、ビジネス界隈では「セルフマネジメント」と言い換えられることがあります。

▼セルフマネジメントは心身+行動の管理

self managementを直訳すれば「自己管理」ですが、身体の管理だけを意味する言葉ではありません。感情のコントロールや仕事のスケジュールを同列に置き、心身の安定と職務上の自立した行動を自分自身で把握し、自分の能力を効率的に活かす行動を指しています。セルフマネジメントに着目している企業は多く、中には「セルフマネジメント研修」を開き、正しい実践テクニックを学ぶことを社員に促している所もあります。

ななか編集員

セルフマネジメントで押さえておきたいポイントは多く、より自分が勤めている企業や自分自身に合った手法をそうした研修で培っていくのが一番です。しかし、上述した「人間関係」と「仕事の目的意識」に関わる、やる気を継続していくためのセルフマネジメントに絞れば、幾つかの具体例が挙げられます。

おさむ編集員

ただし、大前提として、これらは「セルフケア状況が整っている人」に向けた話であり、既に心身に限界が来ている人がすべきことは、負荷がかかりすぎているストレスを減らし、回復することだけです。これもまた重要なセルフマネジメントです。

人間関係を保つセルフマネジメントとは

セルフマネジメントができる人の条件に、「周囲に惑わされる事なく業務に集中する」が挙げられます。この場合の周囲とは環境であり、人間関係でもあります。

職場の人間関係のゴールは、必ずしも「友達」「仲良し」にまで至る必要はありません

類似性の法則や挨拶等で相手への理解が得られ、仕事に支障が出ない程度に嫌悪感やハラスメントが収まったならば、そこがゴールで問題ありません。そこで態度を一変せず、同時にことさら興味がなければ踏み込まず、「そのまま」を維持していきましょう。

仕事の目的意識を保つセルフマネジメントとは

こちらは「自分の仕事と目標理解」が挙げられます。工夫の余地がない、つまらない仕事だと思っている仕事であっても、自分の立場を踏まえて、何故この業務を自分が担当しているのか」を考えてみると、また見え方が変わってきます

例えば、
営業活動ひとつをとっても、多くの場合、新人が先輩と共に回るのは単に「仕事」だからではなく、「取引先への顔見せ」と「取引先の状況を目で確かめる・知ることができる」機会でもあります。

難しく考えすぎずに、今請け負っている仕事を疎かにしないことが、何よりも仕事への目的意識に繋がります。

【再発防止】ミスマッチとやる気の関係を理解

やる気を左右するミスマッチを防止しよう!
ななか編集員

人間が千差万別であるように、仕事との相性、モチベーションの保ち方も、その人にとっての向き不向きがあります。しかし、そういった「向き不向き」や「改善する努力」でどうにもならないレベルのミスマッチも世の中には存在しており、必ずしも問題が企業側にあるとも限りません

おさむ編集員

忖度一切無しで、具体的な例を挙げながら、仕事でやる気が出なくなる直接要因となる2つのミスマッチを紹介します。一部、受け入れがたい不都合なシチュエーションの解説がありますが、意外と職場で見かける場面なので『自分は大丈夫か』と心に問いかけながら読み進めてみてください

人間関係のミスマッチ

怒鳴る上司と怒鳴られて萎縮する新人は、ありがちな人間関係のミスマッチです。しかし、中には上司や先輩が優しい人で「つけあがって」しまい、独断専行したり仕事をないがしろにしたり、という新社会人もいます。

昨今はハラスメントが声高に騒がれるようになり、そういった観点を気にする人ほど、注意し辛い状況が形成されつつあります。

そんな中、自分自身の性格として『他人に強く言うことが苦手』『ハラスメント扱いされるのが怖い』という人に部下がつけられた場合。その人の上司は、部下をもったリーダーに対して、『先輩らしく振る舞いなさい!』と指摘するでしょう。

しかし、「できない」ことを認めるのもまたセルフマネジメントの1つです。できないことに対して問題を放置せず、直属の上司に相談して助けを求めることも、求められている行動なのです。

おさむ編集員

この場合、目的の共有/自己開示/傾聴するといった、相互理解や尊敬のもととなる関係構築が上手くいっていないという根本原因がありますよね。互いのやる気に影響するので、短期間で良いのでコミュニケーション頻度を上げて、Win-Winな関係として関われるポイントを探しましょう!

労働環境や働き方による、やりがいのミスマッチ

「デザインで入社したのに、メインの仕事が実店舗のスタッフや清掃だった」「当初、説明されていた業務内容と全く異なる仕事が次々増えて来た」等、手の足らない中小企業ではそうした労働環境・働き方が異なってくる事態が起きがちです。

例えば、
(とある企業の)人事は、各部署からの依頼に基づいて雇った人だとしても、実際に新入社員の指導をする現場では「手が足りなくて教育どころじゃない!」といった、『社内におけるギャップが生じている』場合があります。

このような状況下で入社した人は、繁忙期が過ぎれば目的の仕事ができるケースもありますが、問題が放置され、やりがいが維持し辛い「不本意な役割」に収められてしまう・・・そんな、ミスマッチ状態が起こりえます。

そんなときは、仕事でのやる気は高まらないですよね。特に、固有のスキルで雇われた人は、転職も視野に入れた上で人事に相談してみましょう。

おさむ編集員

この場合、採用のミスマッチであり、最悪レベルといえます。試用期間中なら、自分と会社との未来の関係性を考慮し、良い将来のイメージが湧かなければ無理な長居は禁物です。

▼働きたくない人に読んで欲しい記事

働きたくない人

やる気の回復が困難な状況と解決策

回復困難な状況について
ななか編集員

前述したようなミスマッチに対して人事が対処しない、あるいは元々企業運営の方向性が離職率の高いブラック企業だった場合、これは仕事のやる気を維持するどころの話ではなくなります。

おさむ編集員

特に、意図的なブラック企業では仕事を次々に請け負わせて「やめられない」「引継ぎさせない」状況に人を押し込め、判断を鈍らせたり辞める人間に対して条件を課したり、恫喝や脅迫を行うこともあります。ただし、その会社の就業規則がどうであれ、就業規則はどんな企業であっても労働基準法や民法に違反すれば犯罪です。

今、このような状況があって仕事のやる気が出ない人は、無理しないで労働問題について法テラスなどに無料相談しましょう。

1.「最悪の事態より絶対にマシ」を心掛けよう

本人にとっても、本人に身近な人にとっても、最悪なのは心労による自殺、過労死です。

昨今のブラック会社が明るみに出ている状況では、様々な相談先や有益なサービス、手を差し伸べている窓口機関が増えています。先ほど紹介した法テラスは、その代表格です。

自分一人に充てられている業務や残業時間におかしさを感じたら、「まだ頑張れるから大丈夫」ではなく、客観的なブラック度診断チェック等(無料で公開されているものでOK)で自分の状態を確認してみましょう。

最悪の事態より絶対にマシな段階で諸悪の根源を絶ちましょう!

▼この情報と関連性が高い記事

労働条件は、仕事のやる気が出ないことに直結します。そのため、労働基準法が定められ、心身共に健康な状態で働ける環境を目指しています。自分のやる気と健康を守るため、上記、関連性が高い記事もあわせてご確認ください。

2.劣悪な環境のブラック企業からの転職・退職するには

そして、客観的なチェックシートで照らし、自分のいる企業や環境が劣悪なブラックだと確信したならば、一刻も早く転職・退職を検討しましょう。

穏便に辞めるには就業規則に則るのが一番ですが、例えば民法に照らせば「雇用の期間が定められていない場合、雇用は解約申し入れの日から2週間の経過で終了する」とされています。

このような退職申し入れ~退社までの期間は、雇用形態・期間によって異なってくるので、過労で判断力が鈍っていないときを選んで、迅速に判断し、なるべく最短の期間で上司と人事部に、書面と送信履歴が残るメール双方で提出しましょう。これは書面だけでは、意図的なブラックである場合に「受け取っていない」とされる可能性があるためです。

ななか編集員

退職のやり方については、「転職する人の円満退職マニュアル」という記事も公開していますので、こちらもチェックして知識を深めてみてください。

3.「もう会社に行きたくない」なら退職代行サービス

恫喝する上司とのやり取りが嫌でもう行きたくない等、既に心身の異常が病気という形で出ている場合、退職手続きを一人でこなすのは難しくなっています

両親や恋人、兄弟や友達に頼って助けられた実例もありますが、昨今では「退職代行サービス」と呼ばれる委託業者が台頭しています。

依頼者が企業側と必要最低限の接触だけ、あるいは退職まで一切対面せずに事務手続きをこなしてくれるケースもあります。

ななか編集員

これは最終手段です。やる気、つまりモチベーションの問題で退職する人が、退職代行サービスを使うことはオススメしません。相手も人です。相手方に余程な落ち度が無い限りは、やたらむやみに退職代行を使うべきではないということはお伝えしておきます。

退職代行サービスを選ぶ際、弁護士がついている会社かどうか確認をしましょう。あなたに代わって、相手方企業に通知書類の送付、電話、なかには必要書類請求まで行ってくれる企業があるようです。

まとめ

人間のやる気は、確かに精神的に活を入れたり絞り出したりすることで、一時的に盛り上げることができます。しかし、やる気を「決定づけている要素」を突き詰めずに、空元気を絞り出すだけでは、いずれ身動きが取れなくなってしまいます

仕事を始めたばかりの新社会人なら、無理に「やる気を出す」とは考えずに、「今のやる気を維持する」方向に考えをシフトして、そのための楽しみを見つけ、仕事の目的を自分なりに考えてみましょう

数年、十数年と勤め続ければ仕事を任せられるステージも上がり、やれることや部下が増え、裁量が増えることで責任感も増していきます。しかし、そうした特に問題を感じられない状況で、ふと「仕事のやる気が出ない」と感じた時は一次停止して、「自分はどうしてやる気を失ったのか」を考えてみましょう。

そこには自分が得意な仕事ができていない、やりたいことがあるのにできていないという問題点があるなど、今の会社環境の改善点が見つかる筈です。より働きやすい環境づくりや、キャリアアップを目指す転職もまた、仕事のやる気に繋がる大きなキッカケとなります

仕事のやる気が出ないことについて『よくある質問』

「仕事をやる気について」よくある質問
仕事でやる気が出ない原因には何がありますか?

はい。大きく分けて、「肉体的な原因」と「精神的な原因」の2つがあると考えられます。これらの原因を生む、様々なキッカケがあり、肉体面では意外にも酷い肩こりや筋肉痛など、精神的な面では職場での人間環境などは、モチベーション低下の原因となるとされています。

やる気が無かったら仕事は続けられない?

いいえ。やる気があれば「続けられる理由」の1つになりますが、必ずしも「やる気が無いから続けられない」ものではありません。興味が無かった仕事でも、知ること、学ぶことによって興味や達成感を求めるようになることもあれば、「やる気の湧く」ヒントになることもあります。

やる気が維持できない時はどうしたらいい?

はい。やる気が維持できていないとしても、仕事として成果がきちんと挙げられていれば、企業的には問題ありません。しかし、そこで自分が納得できていないのなら、それは自分自身のスキルや環境に違和感があり、それに気付けるチャンスです。働いている最中に気づいたことは、その真っただ中で変えるには難しいとしても、繁忙期が過ぎた閑散期に改善することで、次の繁忙期をより効率的にこなす糸口になります。

上司が言う「やる気が無いなら帰れ」は本当に帰っていい?

いいえ。一般的に、そこで求められている対応は「申し訳ありませんでした」と頭を下げ、それを発した上司の溜飲が下がるまで待つことです。本当に帰ってしまうと自分の溜飲は下がるかもしれませんが、以降の上司からの悪印象は避けられません。これも昨今ではハラスメントに含まれますが、残りたい会社であれば社会人らしい応対をしましょう。

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