真面目な人に向いてる仕事10選-仕事内容や向かない仕事も解説-

真面目な人に向いてる仕事

真面目な人には向いてる仕事と不向きの仕事があります。仕事に対する物覚えが早く、仕上がりも正確であることなどから、職場で尊敬されたり頼りにされる一方で、完璧を目指すあまり、「面白みがない」「融通が利かない」などと敬遠されてしまうこともあるためです。

本記事では、下記、10職種を紹介しています。

向いてる仕事
  1. 公務員
  2. 警察官
  3. 消防士
  4. WEBマーケター
  5. プログラマー
  6. システムエンジニア
  7. 銀行員
  8. 経理
  9. 財務
  10. 弁護士

これらとは逆に、真面目な人に向かない仕事である「営業職/WEBデザイナー/コールセンター」についても仕事内容や不向きな理由を解説しているので、仕事選びで後悔しないための参考にしてみてください。

もし今の職場で働きにくいと感じて転職を考えたなら、真面目な自分に「向いている仕事とはどういうものか」、逆に「向いていない仕事とはどういうものか」を知っておくことは、自分に合った仕事探しにとても役立ちます。そして、真面目であることはどのような評価を受けやすいのか、周囲からのポジティブな意見とネガティブな意見を把握しておくことで、今までの自分の振る舞いを鑑みることができ、転職先での自分の働き方に生かすことができるでしょう。

真面目な人とは?

性格についてのおさらい

真面目な人の性格で長所として挙げられるのは、「決まりごとを守る誠実さ」「正義感や責任感の強さ」「計画性の高さ」「ストイックな向上心の高さ」などです。自分のやる気を上手く調整しながら、目標に向かって努力を続けられる姿は、周りから信頼され、尊敬されるでしょう。

その一方で、真面目な人の性格の短所としては、「冗談が通じにくい気難しさ」「臨機応変に対応できない頑固さ」「妥協を嫌う完璧主義」「上手に周りに頼るのが苦手」「要領が悪い不器用さ」「理想を求めるあまり、他人にも厳しいストイックさ」などが挙げられます。完璧主義を自分だけではなく、他人にも求めてしまい、周囲がついていけずに不満を溜めたり、迷惑をかけてしまったりする可能性があります。

真面目な人が向いてる仕事の特徴

仕事の特徴

真面目な人に向いてる仕事
その特徴を5つ紹介!

特徴1:決められたルールを充実に実行する仕事

特徴として、ルールを守らないと、仕事に支障が出たり、自身に危険が起こったりする可能性を持つ仕事と言えます。

ルールを守ることで、失敗することなく、安心して仕事をすることができるという点が挙げられます。

真面目な人は、定められているルールを守ろうとする正義感や責任感が高く、忠実に実行することで仕事の質を安定させられるためです。

ななか編集員

失敗の少なさは「安心して任せられる」という周囲からの信頼を築くことに繋がるため、例え人目がないところであっても、ルールを守るという信念は大切にしましょう。

特徴2:コツコツと改善努力をする仕事

校閲や点検、整備など、小さなミス1つも許されないような特徴を持つ仕事です。

完璧主義を仕事に生かし、完璧を目指してコツコツと努力を積み重ねられる点は、真面目な人にぴったりだと言えます。

真面目な人は誠実なため、途中で手を抜いたりすることがありません。また、自分にも厳しいため、どんなに時間のかかっても改善作業を怠らず、完璧を目指すことができるのです。

ななか編集員

ミスすることなく、仕事を仕上げられる正確さが求められます。完璧主義を存分に発揮しましょう。

特徴3:明確な納期がある仕事

定められた期日までに仕上げなければならないという特徴がある仕事です。

計画を立てて、その通りに仕事を進めて仕上げることで、しっかりと納期を守ることができます。

真面目な人は計画的に物事を進めることが上手なうえ、約束ごとを守ろうとする誠実さも持ち合わせているため、納期を過ぎてしまう心配がありません。

ななか編集員

予想外の出来事で遅れが生じても対応できるように、余裕を持って計画を立てましょう。

特徴4:責任が伴う仕事

任せられた仕事の重要性が高いという特徴があります。

責任ある仕事を任せられているという、やり甲斐や充実感を感じることができます。

真面目な人は責任感が強く、任せられた仕事をきちんとこなそうとします。重要な仕事であるほどやり甲斐を感じ、完璧を目指して頑張れるでしょう。

ななか編集員

何もかも1人で抱え込みやすいところがあるので、悩んだ時には周囲も頼りましょう。

特徴5:学び続ける必要がある仕事

刻々と変わる情勢や法律に関する仕事など、仕事に関する新しい知識や情報を常に得ながら行うのが特徴です。

日々、向上心を持って働くことができるでしょう。

真面目な人は努力を積み重ねることが得意なため、仕事に必要な知識を新しく得るために勉強に取り組むことが苦になりません。

ななか編集員

完璧主義がゆえに、上を目指して頑張りすぎてしまいがちですが、時には周囲に合わせる協調性も必要です。

真面目な人に向いてる仕事10選<おすすめ順>

ベスト10リスト

公務員[真面目な人に向いてる仕事 1/10]

公務員について

▼仕事内容
国家公務員であれば国の行事や政策に関わる仕事を行い、地方公務員は地域に暮らす住民の生活に関わる仕事を行っています。国家公務員は、総理大臣や裁判官などの「特別職」と、総合職や専門職などの「一般職」の2種類があります。地方公務員は、専門的な知識が必要な「技術職」と、事務職を行う「行政職」の2種類に分けられます。

▼おすすめする理由
公務員の仕事は、ルーティーン化され、地道に進めなければならないものが多く、決められたルールを守って正確にコツコツと物事を行うことが得意な真面目な人に向いてる仕事です。

年収:約667万円程度

警察官 [真面目な人に向いてる仕事 2/10]

警察官について

▼仕事内容
警察官の仕事は、さまざまな犯罪から住民を守り、地域の安全確保に努めることです。配属先によって仕事内容が異なり、パトロールや習得届の受理などを行う「地域課」、犯罪の調査を行う「刑事課」、証拠品の分析などを行う「鑑識課」などがあります。その他にも、機動隊などの警備警察や広報を専門に行う部署など、直接犯罪に関わらない仕事もすべて警察官の仕事です。

▼おすすめする理由
警察官のさまざまな仕事に共通して必要なのは、正義感や責任感です。証拠を集めるための地道な取り組みや細かな書類のやり取りなども、コツコツと努力を積み重ねることが得意な真面目な人に向いてる仕事と言えるでしょう。

年収:約691万円程度

消防士 [真面目な人に向いてる仕事 3/10]

消防士について

▼仕事内容
消防士の仕事内容は、大きく分けると3つあります。消防車で駆け付け消化を行う「消火活動」、怪我人や急病の患者を病院へ運ぶ「救急活動」、そして事故現場や災害現場で行う「救助活動」で、それぞれ専門部隊が担っています。この3つ以外にも、防災訓練についてのレクチャーや消火設備の点検など、火災を防ぐための活動を行っています。

▼おすすめする理由
消防士は集団で活動するため、ルールを守ることがとても大事です。決められたことをしっかりと守れる、使命感や責任感の強い真面目な人に、向いてる仕事の1つです。

年収:約635万円程度

WEBマーケター [真面目な人に向いてる仕事 4/10]

WEBマーケターについて

▼仕事内容
WEBマーケターの仕事は、WEBやSNSを利用して行います。主な内容は、「WEBやSNSを活用して認知度を上げ、集客を行う」「さまざまな解析ツールを利用して、サイトの利用者数や広告のクリック数など現状を把握する」「PDCAサイクルを行い、業務の改善をしながら計画の目標達成を目指す」の3つです。

▼おすすめする理由
WEBマーケターの仕事は分析・構築・立案・検証・改善をくり返す作業であり、地道な作業を続けられる根気強さが必要です。努力の積み重ねが得意な、真面目な人に向いてる仕事だと言えるでしょう。

年収:約511万円程度

プログラマー [真面目な人に向いてる仕事 5/10]

プログラマーについて

▼仕事内容
その名の通り、プログラミングを行うのが主な仕事です。SEによる仕様書に合わせてプログラミングを行い、システムなどを作ります。WEBプログラマーやゲームプログラマーなど、種類によって取り扱うプログラム言語は異なります。また、バグを見つけて修正するのも大切な仕事の1つです。

▼おすすめする理由
小さなミス1つであっても、プログラムは誤作動を起こしてしまうため、早くて正確な作業が求められます。真面目な人は自分に厳しく、ミスのない仕事を目指せるため、向いてる仕事だと言えます。

年収:約433万円程度

システムエンジニア [真面目な人に向いてる仕事 6/10]

システムエンジニアについて

▼仕事内容
システムエンジニアとは、クライアントの要望に合わせてシステムを設計する仕事です。基本的な内容を決める「要件定義」、システムの基本仕様を設計していく「基本設計」、より具体的にシステムを決めていく「詳細設計」、システムが動作するか、要望に合っているかを確認する「テスト」、リリース後に行う「運用・保守」の5つを担当します。

▼おすすめする理由
システムを確実に動かすためには、細密で正確なプログラムの設計が必要です。また、システムにエラーが起きた時には、原因が判明するまで根気強く対応しなければなりません。仕事の正確さと責任感の強さを持つ真面目な人にぴったりの向いてる仕事です。

年収:約498万円程度

銀行員 [真面目な人に向いてる仕事 7/10]

銀行員について

▼仕事内容
銀行員の仕事は、大別すると3つあります。客の口座の作成や各種変更手続きなど、預貯金について行うさまざまな「預金業務」、企業や個人に対して、融資額や期間を決めるための審査を行って貸し付ける「貸付業務」、債権や債務について、決済に必要な送金などを行う「為替業務」です。

▼おすすめする理由
銀行はお金を取り扱うため、正確さが重要視されます。仕事に対して几帳面さや誠実さが要求されるため、決められたルールをしっかりと守り、地道な作業を得意とする真面目な人に向いてる仕事としておすすめです。

年収:約606万円程度

経理 [真面目な人に向いてる仕事 8/10]

経理について

▼仕事内容
会社の業種などによって異なりますが、「お金の管理をする」という基本は同じです。売り上げや仕入れの管理、給与や税金の計算や管理、決算書の作成やそれらのデータ化を行います。

▼おすすめする理由
会社の運営に必要なお金を管理する経理の仕事では、法令に基づいた正確さが求められます。法令は改正されることもあるため、日々新しい情報を仕入れて勉強しなければなりません。自分を高めることができ、几帳面さや向上心を持つ真面目な人に向いてる仕事です。

年収:約513万円程度

財務 [真面目な人に向いてる仕事 9/10]

財務について

▼仕事内容
財務の仕事としては、主に4つの内容が挙げられます。資金の調達や運用するための計画を立て、企業価値を高める「効果的な財務戦略の立案と実行」、予算の使用状況を確認して管理を行う「予算や資金の管理」、新規事業や会社運営のための資金を調達する「資金調達」、使用していない資産を投資やM&Aで運用する「余剰資金の運用」です。

▼おすすめする理由
財務は、1つのミスが会社の経営に影響をもたらす、リスクの高い仕事です。強い責任感や判断力、作業の正確さが求められるため、真面目な人に向いてる仕事だと言えるでしょう。

年収:約550万円程度

弁護士 [真面目な人に向いてる仕事 10/10]

弁護士について

▼仕事内容
依頼者からの相談に対する「アドバイス」、内容証明郵便や契約書など、後々のトラブルを防ぐための「書面の作成」、依頼者の代理で行う「裁判の手続きや交渉」、被疑者や被告人の権利を守るための「弁護活動」の他、遺言の執行や財産管理なども弁護士の仕事です。

▼おすすめする理由
弁護士は、裁判のために証拠やデータを地道に集め、調査しなければなりません。依頼者のために最大限の力を発揮するには正義感や責任感、誠実さも必要であり、真面目な人にうってつけの向いてる仕事だと言えます。

年収:約945万円程度

真面目な人には不向きな仕事<リスト+解説>

向かない仕事1「営業職」

自社の商品やサービスをアピールして顧客の獲得につなげるための仕事で、コミュニケーションスキルや臨機応変な対応力が必要です。顧客の要望に合わせて動かなければならないことが多く、自分のペースで仕事を進めることが難しい仕事です。

▼この仕事に向かない理由
営業職は、ミスの少なさよりも、売り上げや契約数を評価される傾向があります。コツコツと努力を積み重ねるのが得意で、責任感の強い真面目な人は、ノルマ達成のプレッシャーを感じやすく、向かない仕事だと言えます。

向かない仕事2「WEBデザイナー」

クライアントからの依頼によって、WEBサイトの構成やデザインを行う仕事です。クライアントが求める仕上がりのイメージに合わせて、自由な創造力や発想力でものを作り出す力が必要となります。

▼この仕事に向かない理由
真面目な人は決められたルールを守って仕事を行うことが得意なため、その強みを生かしての成果は上げにくいでしょう。マニュアルなどがなく、独自の感性などオリジナリティが必要とされる、クリエイティブなWEBデザイナーの仕事には向かないと言えます。

向かない仕事3「コールセンター」

電話で客の対応をするのが、コールセンターの仕事です。問い合わせや発注への対応、営業電話もこれに含まれ、知識や判断力、高いコミュニケーションスキルが必要となります。

▼この仕事に向かない理由
コールセンターにもマニュアルはありますが、電話の内容はさまざまであり、マニュアル通りの対応だけでは上手くいきません。客に合わせた、柔軟性のある対応を求められるため、ルールに基づいて決められた仕事をこなすのが得意な真面目な人には向かない仕事です。

向かない仕事4「工場作業員」

工場作業員には、ライン作業・ピッキング・オペレーター・検査という4つの仕事があります。体力仕事や単純作業が多いのが特徴です。

▼この仕事に向かない理由
黙々と作業するという、真面目な人に向いている面もあるのですが、製品の質を守るためにはオリジナリティは一切求められず、マニュアルに基づいて、正確さとスピードを重視した作業の繰り返しとなります。向上心を持ち、努力を積み重ねるのが得意な真面目な人には向かない仕事でしょう。

向かない仕事5「施工管理士」

工事に関わるさまざまなことを管理する仕事で、施工や予算の管理の他に、役所への手続きも行います。発注者や職人など、多様な人とのやり取りのためのコミュニケーションスキル、そして危機管理能力などが求められます。

▼この仕事に向かない理由
施工管理士は、さまざまな業務を調整しながら、同時進行で行わなくてはなりません。自分自身や仕事の仕上がり具合についてストイックで厳しく、1つのことに集中してコツコツと取り組む真面目な人には向かないでしょう。

真面目な人の性格的な特徴

長所について

長所1「決めたことをやり切れる」

真面目な人の性格として、一度決めたことを守ろうとする意識の高い点が挙げられます。約束を守り、取り組んでいる仕事を最後までしっかりとやり遂げようとする一面は、長所と言えます。

自分に都合の悪い約束はわざと守らない人、したくない仕事を中途半端に投げ出してしまう人もいます。しかし、真面目な人は自分のことを後回しにしても、やり切ろうとするのです。

ななか編集員

失敗してしまうと大きなストレスとなってしまうため、自分の力量を理解し、無理しすぎないことです。

長所2「責任感が強い」

真面目な人の長所に、どんなことに対しても一生懸命行おうとする、責任感の強い性格が挙げられます。

自分に任された仕事をいい加減に仕上げるとか、途中で投げ出すということがほとんどありません。たとえ体調を崩しても、それを言い訳にせず、最後まで諦めずに行う精神的な強さを持っており、周囲からの信頼も厚いです。

ななか編集員

主体的に仕事を進めるのが得意で、周りに頼るのは苦手な性格でもあります。しかし、どうしても無理な時には思い切って頼りましょう。無事仕上げられた時の達成感に勝るものはありません。

長所3「計画性がある」

真面目な人は、予め計画を立て、しっかりとした準備をしたうえで動きます。仕事に対しても同様で、さまざまな事態を想定して準備し、計画通りに動きます。

むやみに着手するのではなく、スケジュールを調整してから、その通りに進めていくため、大きなミスを防ぐことができるのが長所と言えます。

ななか編集員

性格的に、予想外の出来事が起きた時の対応が得意ではありません。何となく始めてしまうと、対応しきれなくなる可能性があります。綿密な計画を立てることで、安心して行動できるでしょう。

短所について

短所1「自分に厳しい」

真面目な人は自分に対して厳しく、手抜きを許さない性格です。それを他人にも求めがちであり、周囲に疑問を感じ、他人を許せないことがあるのが短所と言えます。

自分だけで物事を進めるのであれば問題はないのですが、決められた納期がある仕事や他人と協力して進めなければならない仕事などでは、どこかで妥協して進めなければ迷惑をかけることになってしまいます。

ななか編集員

ただ真面目に取り組んでいるだけなのに、「迷惑な人」「怖い人」と思われてしまわないように、周囲の人へ自分の価値観や考えを押し付けないようにしましょう。

短所2「完璧主義になりがち」

真面目な人は向上心が高いため、妥協を許さず、とことん突き詰める完璧主義な性格を持っています。

完璧を求めることは悪いことではないのですが、追求するあまり、自分の限界を超えてしまって大きなストレスを抱え込む危険性があります。また、一緒に仕事をしている周囲の人にもプレッシャーを与えてしまう可能性があり、その点が短所として挙げられます。

ななか編集員

完璧を求め、仕上がりに納得いかずに、精神的なダメージを受けて不調をきたしてしまう場合があります。自分の力量を理解したうえで、達成できる範囲の目標を立てましょう。

短所3「頑固に見える場合もある」

真面目な人は、決められたルールは守らなければならないと考える性格です。そのため、臨機応変な対応が必要な場面でも、柔軟に動けないことがあるのです。

正義感や責任感の強さからルールを重んじる傾向があり、自分の考えを曲げないため、「頑固な人」と思われがちです。自分の信条に基づいての行動も多く、他人の意見をなかなか聞き入れられない一面もあり、それが短所と見られてしまいます。

ななか編集員

状況によって、臨機応変な対応を求められる場面もあります。周囲の様子をよく見て、考えを柔軟にすることも時には必要です。

真面目な人に対する職場からの評価

職場からのポジティブな評価

ポジティブな評価1「安心して仕事を渡せる人」

▼このように評価される理由
真面目な人は責任感が強く、納期やマニュアルをきちんと守って仕事をする特徴から、「安心して任せられる」という良い評価を受けるのです。

▼受け止め方について
人の目がなくても手を抜くことなく、信念を大切に仕事に丁寧に取り組むことは、真面目な人の長所であり、周りからの期待や信頼を得ることにつながるでしょう。

評価の活かし方

真面目な人は自分に厳しく、疲れていてもやり遂げることを優先してしまいがちです。無理を重ねて体調を崩さないよう、気をつけましょう。

ポジティブな評価2「責任感があり信頼できる人」

▼このように評価される理由
真面目な人は周りに迷惑をかけることを嫌い、失敗を防ぐために最大限の努力をしながら仕事を仕上げられるので、良い評価を得られます。

▼受け止め方について
決められたことを守りながら仕事に取り組み、最後まで責任を持ってやり遂げ、役割を果たそうと努める責任感の強さは、周りからの信頼を集めます。さらにやり甲斐のある仕事を任せられることにもつながります。

評価の活かし方

その責任感の強さは、リーダーとしてチームを引っ張る立場にも向いています。大きな仕事でもバランスよく計画的に進め、成功に導くことができるはずです。

ポジティブな評価3「納期には必ず仕事を完遂する人」

▼このように評価される理由
真面目な人は、計画的に物事を進めるのが得意です。また、約束など決められたことの遂行を重要視します。

▼受け止め方について
計画的に物事を取り組もうとするのは、責任感の強さの表れです。約束を守ろう、納期に確実に間に合わせようとする姿勢は、仕事において信頼を得ることができ、良い評価へとつながって、大切な仕事を任される機会も増えるでしょう。

評価の活かし方

想定外のことに対応するのは苦手なため、計画時にさまざまなトラブルの想定をしておくことで、安心して仕事の完遂を目指して取り組むことができます。

職場からのポジティブな評価

ネガティブな評価1「相談をあまりしない人」

▼このように評価される理由
真面目な人は、周りに迷惑をかけることを嫌う傾向があります。そのため、仕事で困ったりわからないことがあったりしても、なかなか相談できないのです。

▼受け止め方について
仕事が上手く進められないことで大きなストレスを抱え、ミスを起こしてしまうと良くない評価へとつながってしまいます。個人に任された仕事であっても、会社に勤めている以上、一人で進めなければならないということはありません。

評価の活かし方

自分の気分が乗らなくても仕事はきちんと決まったようにやらなければなりません。プライベートと仕事とは別なのですから、良くないことだと指摘されたら素直に聞き入れましょう。

ネガティブな評価2「自分にも他人にも厳しい人」

▼このように評価される理由
真面目な人は完璧主義な人が多いため、自分に厳しいと同時に、他人にも厳しい目を向けがちです。

▼受け止め方について
向上心を持ち、ストイックであることは仕事の質を高めるために大切なことですが、自分の考えを周りに押し付ければ人間関係が悪くなってしまい、良くない評価の原因となってしまいます。

評価の活かし方

仕事をスムーズに進めるためには、どこかで折り合いを付けることが必要です。そして、全員が自分に厳しいわけではないということを意識し、人それぞれの仕事のやり方を尊重しましょう。

ネガティブな評価3「考えに柔軟性がない人」

▼このように評価される理由
真面目な人は、決められたルールやマニュアルを重んじる傾向があります。そのため、突発的な物事に対応するのが苦手です。

▼受け止め方について
仕事で良い結果につながれば問題ないのですが、緊急時などの柔軟な対応が求められる場面でも守ることだけに軸がある行動を取ってしまうと、「柔軟性がない」と良くない評価になってしまうのです。

評価の活かし方

予想外の出来事へ上手に対応するためには、他人の意見に耳を傾けましょう。自分で判断することは難しくても、周りに頼ることで最善の策を素早く見つけ、落ち着いて対応できるでしょう。

真面目な人が上手に仕事を進めるコツ

上手に仕事を進めるコツ

コツ1「上司との関わり方」

真面目な人は、頼みごとを断るのが苦手という一面があります。そのため、上司から頼まれて、残業や休日出勤をする羽目になってしまうことがあるのです。

上司を優先するあまり、自分の限界を超える頼みごとまで引き受けてしまっては、疲れやストレスから体や心に異常をきたすことになり、一番避けたい「会社や周りに迷惑をかける」という結果を招きかねません。

日頃から心掛けること
例え上司からの頼みごとであっても、スケジュール的に無理な時、自分の手に負えないと判断した時には、しっかり断ることがコツです。

おさむ編集員

上司の期待に応えようとする心掛けは、信頼されることにもつながるため、良い結果を生み出す場合もあります。自分のキャパシティーをよく理解することで、必要以上に無理をすることもなくなるでしょう。

コツ2「同僚との関わり方」

真面目な人は、「ルールやマニュアルは守るべき」という考えを持っています。それを他人にも押し付けがちな一面があるため、衝突の原因になることがあります。

自分自身としては真面目に働いているだけなのに、なぜ周囲の理解を得られないのかと納得いかないかもしれません。しかし、すべての人が自分と同じ考えで仕事をしているわけではないと知ることが必要です。

日頃から心掛けること
ルールを守って仕事に取り組む真面目な姿勢は、会社からの良い評価につながります。しかし、人にはそれぞれ仕事への価値観があることを理解し、強制しないよう心掛けましょう。

おさむ編集員

同僚は会社という組織の中の仲間ではありますが、その働き方は千差万別です。視野を広く持って他の働き方も受け入れることが、同僚との関係を築くコツとなります。

コツ3「自分の仕事の進め方」

真面目な人は、責任感の強さから人に頼るのが苦手で、困ったことがあっても、自分で何とか解決しようと抱え込んでしまう傾向があります。

周りに迷惑をかけることをとても嫌うため、負担をかけてはいけないという配慮の気持ちもあるかもしれません。しかし、いつまでも自分一人で抱え込むことで、仕事の遅れなど、本当の意味での迷惑をかけてしまうことになりかねません。

▼日頃から心掛けること
自分一人で取り組むよりも、周りの協力を得たほうが効率的に仕事を進められることもあります。「頼ることで迷惑になるのでは」という遠慮の気持ちを捨てることを心掛けましょう。

おさむ編集員

いきなり頼るのはハードルが高いという場合は、相談から始めてみてください。助言のおかげで、仕事がスムーズに進むこともあります。

向いてる仕事がわからない場合の自己分析

自己分析

自己分析手法

自己分析には「適職診断」「キャリアタイプ診断」「グッドポイント診断」「適性診断」など、分析サービスの提供元によって、さまざまな呼び名があります。

使い方について

自己分析手法の目的は、長所や強みといった自分自身について深く理解することによって、向いてる仕事を探しやすくすることにあります。今の仕事に満足していなかったり、向いていないと感じたりして転職を考えた時に、自己分析することによって、自分に合った仕事を探し出すことができるのです。

やり方

自己分析の代表的な方法として、まず好きなものと嫌いなものを書き出すことから始めます。今までの経験から、自分が楽しいと感じたことや落ち着くこと、苦手だと感じることややりたくないことなどを、ちょっとしたことでも書き出してみましょう。

次に、なぜ好きなのか、なぜ嫌いなのか、その理由を具体的に思い出して考えましょう。これによって、自分の物事に対する価値観が明確になります。

最後に、その価値観に合わせて、自分の好きな仕事を探します。

どう役立つか

好きなものや嫌いなものをはっきりと自覚することで、自分が働く際に優先したいことが明確になります。例えば、自分の部屋でのんびり過ごすのが好きなのであれば、仕事だけではなく、自分の時間も確保しやすい、残業が少ない仕事が向いてるでしょう。人と接するのが好きなのであれば営業職や接客業が向いてる、などとわかるのです。

考え方

自分の中の仕事に対する譲れない希望条件をはっきりとさせることで、転職の際に条件に合わせた職探しができます。いざ働き始めてから、無理をしなければならなくなるような事態を防ぎやすくなります。

おさむ編集員

自分に向いてる仕事の中から選んだとしても、会社によって雰囲気や決まりが違うなど、どうしても働きやすさに差が出てしまいます。職種だけで選ぶのではなく、企業理念や社員への待遇など、職場環境も事前に調べて、判断材料にすると良いでしょう。

まとめ(今後へ向けたアドバイス)

まとめ(今後へのアドバイス)

真面目に生きることは決して悪いことではありません。しかし、真面目な人はその性格や考え方で、職種によっては働き方が合わなかったり、周囲の理解を得られなかったりして、働きにくいと感じることがあります。また、そのせいで強いストレスを感じ、体調を崩す結果につながることもあります。

今回の解説を参考にして、自分にとって向いてる仕事はどういう仕事なのか、向いていない仕事はどういう仕事なのかを知ることによって、転職を考えた時に、次こそ適職を見つけられるでしょう。そして、転職できた際には、今度は上手に周囲の上司や同僚に頼り、時には適度に手を抜いて自分自身を休めながら、無理のない範囲で働きましょう。真面目さを強みにして、働きやすい環境の中で、実力を発揮することができるはずです。

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ABOUT US
F.Osamu外部編集員
中堅人材紹介会社の経営者。 既婚、子供2人、転職回数:5回、年収1,200万円、資格:なし。自己分析が腑に落ち、強みを発揮するコトに注力して道が拓けたタイプです。仕事以外では、適職発見同好会の立上げメンバーとして、転職者向けメディア「向いてる仕事.com」の運営を経験。転活ラボの外部編集員として活動中。