不器用な人に向いてる仕事10選!長所と短所/職場評価や自己分析

不器用な人に向いてる仕事

不器用な人に向いてる仕事にはどんな共通する特徴があるのかを解説し、具体的に向いている職種と向いていない職種を見ていきます。さらに、性格的な長所と短所を踏まえたうえで、職場でそれらをどのように生かすと評価されやすいのかを考えていきましょう。

不器用な人というと、口下手だったり感情表現が苦手だったり、または臨機応変に動くことが苦手だったりなど、仕事上では不利になりそうな面が多いようです。しかし、不器用な人にも長所はあり、その性格を生かした適職はいくつも存在します。

実際、一見器用な人よりも、不器用な人のほうが重宝される職場はあるものです。最後に、不器用な人が仕事を上手に進めるコツや、適職を見つけるための自己分析の方法なども紹介します。

不器用な人とは?

不器用というと、本来は物の扱いが上手でないという意味で、手先のことを表していました。性格について言う場合も同じニュアンスで、その場の状況にふさわしいふるまいができない、臨機応変に対応できない人のことを指す場合が多いです。

手先は訓練によって器用になりますが、性格についてはなかなか思い通りになりません。過去にした同じような失敗を避けようとしても、思い込みが強くなりすぎて優柔不断になるのも、不器用な人にありがちな特徴です。

意思決定が遅いために、他人には「気が利かない」「性格が悪い」などと誤解されることもあります。とはいえ、性格的に問題があるわけではなく、自分に対して自信を持てないことが大きな原因です。

不器用な人が向いてる仕事の特徴

仕事の特徴

不器用な人向いてる仕事
その特徴を5つ紹介!

★特徴1「ワークフローが決まっている仕事

業務の流れが決まっていることが特徴です。

業務の流れが決まっているため、困ったことがあっても、マニュアルを参照すれば解決できます。

自分で仕事のやり方を考える必要がなく、指示に従って仕事をすればよく、不器用な人でも取り組みやすいからです。

おさむ編集員

業務の流れに従って仕事を進めつつ、わからないことは積極的に人に聞くとよいでしょう。

★特徴2「自分主体で進められる仕事

自分主体で進められる仕事の特徴は、マイペースで納得できるまで取り組めることです。

柔軟な対応やスピードが求められる仕事ではないので、不器用な人との相性は良いでしょう。

器用ではなくても、丁寧な仕事ができるのが不器用な人の良いところです。自分主体の仕事と性格的に合っています。

おさむ編集員

スピーディーにできなくても、手を抜かず、細部まで丁寧に仕事をすることです。

★特徴3「コミュニケーションがシンプルな仕事

コミュニケーションが少なく、メールやチャット、シンプルな応答のみで対応できるのが特徴です。

黙々と一人で仕事に取り組めるのが不器用な人にとって良い点でしょう。

人との会話が多い仕事と違って、相手に悪い印象を与える心配がありません。他人の目を気にせず、仕事に打ち込めるからです。

おさむ編集員

連絡もメールやチャットなどでできる、在宅ワークなどが力を発揮しやすいでしょう。

★特徴4「スピードより正確さが求められる仕事

拙速ではなく、確実性が求められるのがこの種の仕事の特徴です。

スピードを要求されず、自分のペースでゆっくり取り組める点が不器用な人に合っています。

仕事はゆっくりでも丁寧に手を抜かず仕事に取り組める、不器用な人の性格にぴったりだからです。

おさむ編集員

スピードより丁寧さにこだわりましょう。細部まで正確な仕事ができることがわかれば、不器用でも評価されます。

★特徴5「ゴールが設定されている仕事

達成すべき目標が決まっている仕事です。余計なことを考える必要がありません。

不器用な人は、根気があるのが性格的な特徴です。ゴールがあれば、面倒でも愚直に取り組んでいけるでしょう。

ゴール達成が何よりも求められるため、柔軟な対応は苦手でも、粘り強く頑張れる人に向いています。

おさむ編集員

器用にふるまおうとせず、根気や粘り強さという強みを生かしてください。

不器用な人に向いてる仕事10選<おすすめ順>

ベスト10リスト

事務職 [不器用な人に向いてる仕事 1/10]

事務職の仕事

【仕事内容】
一般的に、事務の仕事内容はデータ入力、書類の作成や整理、郵便物や荷物の仕分け、来客や電話の対応などで、業務範囲が広いのが特徴です。

▼向いてる理由
業務範囲は広いですが、各業務の進め方や流れなどは決まっていることが多いです。マニュアルがある職場もあるでしょう。未経験でも応募可能な求人があるように、指示通りに動ける人なら問題なく進められます。たとえわからないことがあっても、人に尋ねたりマニュアルを見たりすれば解決できることが多いです。臨機応変な対応が苦手な不器用な人にも向いてる仕事と言えるでしょう。

平均年収:300万円

法人ルート営業職 [不器用な人に向いてる仕事 2/10]

法人ルート営業職の仕事

【仕事内容】
仕事内容は、既存顧客に対して、追加契約や契約の更新を提案することです。また、すでに自社製品を契約してもらっている法人の顧客に対しては定期的に訪問して、問題や不具合などが発生していないかを確認し、問題がある時には解決することも法人ルート営業職の仕事です。

▼向いてる理由
営業と言えば新規の飛び込み営業のイメージが強いですが、法人ルート営業職は営業する相手が決まっています。人とのコミュニケーションは必要ですが、仕事のやり方は決まっており、決まった相手との関係なので、不器用な人にも向いてる仕事と言えるでしょう。

平均年収:360万円

インストラクター【運動系】 [不器用な人に向いてる仕事 3/10]

インストラクター【運動系】の仕事

【仕事内容】
スポーツジムなどに勤務し、ジムの会員にマシンの使用法や運動技術を指導します。スポーツトレーナーと混同されやすいですが、こちらはリハビリや日々の体調管理なども含めてサポートすることが仕事です。インストラクターは、技術的な指導が中心となります。

▼向いてる理由
自分の得意分野を生かせるインストラクターという仕事は、実は不器用な人に向いてる仕事です。人とのコミュニケーションは欠かせないものの、臨機応変に柔軟な対応を求められるわけではなく、落ち着いて指導できるので、性格面で不利になる心配はありません。

平均年収:340万円

工場作業員 [不器用な人に向いてる仕事 4/10]

工場作業員の仕事

【仕事内容】
工場作業員の仕事内容は、工場でのライン作業です。生産ラインの各工程に配置され、ベルトコンベアーで運ばれてくる部品を組み立てたり、塗装したりなどの作業を行います。

▼向いてる理由
ベルトコンベアーのスピードに合わせて作業しなければなりませんが、慣れてくれば、確実丁寧に仕事に取り組める不器用な人に向いてる仕事と言えるでしょう。作業のやり方はきっちり決められていることがほとんどですので、根気よくやれば大丈夫です。また、基本的に一人黙々と、無言で作業できるので、口下手の人も気が楽でしょう。

平均年収:300~400万円

清掃員 [不器用な人に向いてる仕事 5/10]

清掃員の仕事

【仕事内容】
住民のゴミを回収する清掃業務員、オフィスや施設などの建物を清掃するビル清掃員など、清掃する現場によって仕事内容は違います。前者は自治体に所属し、パッカー車で担当エリアを回り、指定場所のゴミを回収するのが仕事です。ビル清掃員の場合は、建物の内外をクリーニングします。いずれもチームで作業するのが特徴です。

▼向いてる理由
チームを組んで作業することになりますが、それほどコミュニケーション能力は問われません。真面目にこつこつ仕事に取り組める人なら、器用にふるまえなくても何の問題もありません。不器用な人に向いてる仕事です。

平均年収:350万円

警備員 [不器用な人に向いてる仕事 6/10]

警備員の仕事

【仕事内容】
警備員の仕事は、交通警備と施設警備に分かれます。

交通警備員の場合、駐車場や工事現場などの事故のリスクが高い場面にて、人や車を安全に誘導するのがその仕事内容です。混雑が予想されるイベント等にて、混雑を解消するために交通規制や案内を行うこともあります。

施設警備員は担当施設に常駐して、出入りする人のチェック、施設内のパトロール、鍵の管理や防災などが主な仕事内容です。

▼向いてる理由
交通警備であれ、施設警備であれ、責任重大な仕事ですが、基本的に仕事の流れは決まっています。丁寧さが重視される仕事なので、不器用な人に向いてる仕事と言えるでしょう。

平均年収:350万円

学校職員 [不器用な人に向いてる仕事 7/10]

学校職員の仕事

【仕事内容】
学校職員の仕事は、小・中・高等学校および大学や専門学校などに勤務し、主に事務的な業務を担当します。具体的な業務内容は勤務する学校によりますが、各種書類の発行、備品の管理や調達、職員の給与計算や福利厚生、施設の管理などです。

▼向いてる理由
多くの人が出入りする、学校という場所で働くことになります。器用さよりも、こつこつと丁寧に仕事に取り組める姿勢が評価される仕事です。不器用な人でも、根気よく取り組んで、仕事を確実に仕上げることのできる人には向いてる仕事と言えます。

平均年収:350万円

学校職員の平均年収は、勤務する学校が公立か私立かによって違いはあるものの、350万円前後がボリュームゾーンです。

配送ドライバー [不器用な人に向いてる仕事 8/10]

配送ドライバーの仕事

【仕事内容】
配送の仕事には、依頼に応じて集荷して指定先に届ける仕事と、決まったものを決まった場所に届けるルート配送があります。いずれにせよ、配送ドライバーは車やトラックを運転し、荷物を指定の場所に届けることが仕事です。

▼向いてる理由
荷物の受け渡しの際には人とのコミュニケーションが必要ですが、勤務時間の大半は車両の運転になります。そのため、会話の量は多くなく、基本的に一人で黙々と運転することが中心なので、不器用な人に向いてる仕事です。

平均年収:380万円

配送ドライバーの平均年収は380~390万円です。実際は個々の年収幅が大きいため、スキルや経験次第では、平均より大幅に高い年収を得ることも可能です。

WEBライター [不器用な人に向いてる仕事 9/10]

WEBライターの仕事

【仕事内容】
WEBライターの仕事内容は、ウェブサイトに掲載される文章を書くことです。依頼に応じて調査し、専門的な内容をわかりやすく伝えられるように文章を作成します。高度な文章力は必要としないものの、SEOのスキルなどは必要です。

▼向いてる理由
WEBライターは、基本的に一人で黙々と文章を書く仕事です。依頼者とのやり取りはありますが、不器用な人でも十分活躍でき、向いてる仕事と言えるでしょう。

平均年収:450万円

正社員として働くWEBライターの平均年収は、450万円前後とされています。しかし、多くのWEBライターはフリーランスであり、飛び抜けて高収入を得ている人がいることを考えると、年収の中央値はこれよりはるかに低いでしょう。

非営利団体職員 [不器用な人に向いてる仕事 10/10]

非営利団体職員の仕事

【仕事内容】
非営利団体職員の仕事内容は、社会が抱えるさまざまな問題を解決するための事業の立ち上げや運営です。町づくりから環境、教育、福祉など、幅広い分野にまたがっています。事務作業も多いのが一つの特徴です。

▼向いてる理由
一般企業のように利益追求を目的としていないため、まったり穏やかな雰囲気の職場が多いです。そ競争社会でうまくやっていけない不器用な人に向いてる仕事でしょう。

平均年収:339万円

非営利団体職員といっても、実情はさまざまです。正規雇用の人もいれば、ボランティアに近い人もいます。また、所属する団体によって、給与は千差万別です。新公益連盟加盟団体の一般職員に限れば、339万円が平均年収とされています。

不器用な人には不向きな仕事

こんな仕事は
不器用な人に向かない!

向かない仕事1「秘書」

企業の経営者や役員をサポートする仕事です。マルチタスク能力や柔軟な対応力が求められます。かなりの器用さを必要とするため、不器用な人には向かないでしょう。

向かない仕事2「営業アシスタント」

営業担当者のサポートとして、雑事を代行する性質の仕事です。スケジュール管理、来客対応、クレーム処理など、臨機応変に対応しなければなりません。不器用な人には向かないでしょう。

向かない仕事3「生活相談員」

介護施設で利用者の受け入れなどに携わる、人間関係の濃密な仕事です。臨機応変な対応力、高度なコミュニケーション能力が問われます。不器用な人には向かない仕事です。

向かない仕事4「マネジメント職」

リーダーシップを発揮して、部下を的確に管理するのがマネジメント職の性質です。各人に応じて柔軟に対応できなければ仕事になりません。不器用な人には向かない仕事でしょう。

向かない仕事5「カスタマーデスク」

企業の窓口として、個々の顧客に応じて柔軟に対応する必要があります。空気を読んだり、柔軟に対応したりなど、器用さが必要なので、不器用な人には向かない仕事です。

不器用な人の性格的な特徴

長所について

不器用な人は感情表現が下手で、柔軟な対応が苦手という短所がある一方、集中力や根気強さは優れています。自身の長所と短所を理解し、どのように仕事に生かせるかを考えましょう。

長所1「物事に集中して突き詰められる」

複数のことを同時に処理することは苦手でも、不器用な人の性格として、一つのことには高い集中力を発揮できるのが長所です。

▼プラスのポイント
いったん集中できれば、人より突き詰めて高いパフォーマンスを発揮しやすいのがポイントでしょう。

ななか編集員

柔軟な対応やマルチタスクが伴う仕事ではなく、シングルタスクに打ち込める仕事を見つけましょう。

長所2「諦めず丁寧に取り組める」

諦めず丁寧に取り組めるという長所は、根気強さを意味しています。

▼プラスのポイント
器用にふるまうのは下手かもしれませんが、愚直でも丁寧に取り組める性格はさまざまな場面で評価されます。

ななか編集員

スピードではなく、持続性や正確性が要求される仕事にこそ、不器用な人の良さが発揮されます。達成すべき目標が決まっているような仕事を選ぶとよいでしょう。

長所3「不要なミスを正しく恐れられる」

ミスをしたくないばかりに動けなくなる性格は不器用な人の短所ですが、用心深いために不要なミスを回避できる面では長所です。

▼プラスのポイント
丁寧さと正確さが要求される仕事ほど、この長所が評価されます。

ななか編集員

多少のミスよりもスピードを求められる仕事もあります。そういう仕事は不器用な人に向いていません。ミスが許されない、数字を扱うような仕事が良いでしょう。

短所について

短所1「采配をするのが下手」

部下を持つ立場になった時など、人を使いこなせないことを表しています。

▼マイナスのポイント
部下の立場なら、不器用な人の性格は必ずしも短所になりません。しかし、管理職になると人を使えるかどうかで査定されるため、任せられないと判断されやすいです。

ななか編集員

昇進するとしても、部下を大勢持つようなポジションではなく、黙々と仕事に打ち込めるポジションを探すのが良いでしょう。

短所2「考えすぎて動けないことがある」

不器用な人は、何かを始める前にじっくり考えてから取りかかる癖があります。

▼マイナスのポイント
自分一人でやる仕事なら、期限に間に合いさえすれば良いですが、多くの人と進める仕事の場合、考えすぎて動けない性格は「能力がない」「使えない」などと評価されるリスクがあり、短所として見られるでしょう。

ななか編集員

一度に多くのことを考えるのではなく、目の前の一つのことに集中しましょう。

短所3「感情表現が上手にできない」

不器用な人は、感情をストレートに表現するのが苦手です。考えすぎる性格による影響と考えられます。

▼マイナスのポイント
「愛想がない」「何を考えているのかわからない」などと誤解されるリスクがあります。

ななか編集員

人間関係を含め、自分から積極的に行動することが短所を克服するコツです。待ちの姿勢だと遅れが生じますが、自分で選んだ行動なら、それに伴う感情表現も自然にできます。

不器用な人に対する職場からの評価

職場からのポジティブな評価

ポジティブな評価1「最後まで諦めないで続けられる」

不器用な人は、一つのことを最後まで諦めないで取り組めるという、良いところがあります。

良い評価は素直に受け止めてかまいません。諦めない姿勢や継続力は長所です。

評価の活かし方

器用にふるまおうとして、多くのことに手を出すべきではありません。任された仕事は一つ一つ丁寧に取り組み、最後までやり抜く姿勢を大事にしましょう。

ポジティブな評価2「何事にも集中を切らさない」

マルチタスクは苦手ですが、逆に一つのことなら何にでも高い集中力を発揮できる面が評価されやすいからです。

集中力への評価は、強みとして受け止めましょう。どんな仕事でも手を抜かないことで、さらなる良い評価につながります。

評価の活かし方

集中力を十分に発揮できる環境を選ぶとなお良いでしょう。集中しやすい場面がわかると、適した仕事を選びやすくなります。

ポジティブな評価3「自己肯定が強すぎない」

自己肯定感が強すぎると、自分に対する否定的な意見を受け入れないという短所につながります。不器用な人にはそれがないため、謙虚と評価されることがあるのです。

良い評価は素直に受け止めるべきですが、自己肯定感が低いのは良いことではありません。

評価の活かし方

仕事への意欲につなげるためにも、自信を積み重ね、ある程度は自己肯定感を持てるようになりましょう。

職場からのネガティブな評価

ネガティブな評価1「変化のある仕事を任せにくい」

変化の早い仕事の場合、不器用な人は考えすぎて動けなくなり、ついていけないのではないかと思われがちだからです。

良くない評価は他者評価として受け止め、仕事を任せてほしいのであれば、自分からアピールしましょう。

評価の活かし方

変化の多い仕事でも、慣れれば対処できるようになります。諦めないことが大切です。

ネガティブな評価2「マネジメント職に就かせるには不安」

不器用な人は自分が不安なので、周囲の人を上手に使いこなせないからです。

マネジメント職に就きたいのであれば、良くない評価を受けていても、人を使いこなすことを学ぶ必要があります。

評価の活かし方

人と積極的にかかわる、素早い意思決定を心がけるなどを習慣化すると、モチベーションが高まるとともに、徐々にマネジメント能力も高まります。

ネガティブな評価3「スピードを求められない」

不器用な人は失敗を恐れるあまり、考えすぎて仕事の手が止まることがあります。スピードを要求される仕事の場合、そこが良くない評価につながる理由です。

仕事のスピードを高め、その評価が事実でないことを証明すると良いでしょう。

評価の活かし方

仕事の目的や全体像を事前に把握することで、何を優先的にやるべきかがわかり、仕事のスピードが上がります。

不器用な人が上手に仕事を進めるコツ

上手に仕事を進めるコツ

コツ1「上司との関わり方」

自分が不器用なせいで、会社の上司によく叱られるというケースは少なくないはずです。

上司に対する配慮は大切ですが、上司の顔色を窺う必要はありません。仕事だと割り切り、上司の言うことを深刻に受け止めすぎないのがコツです。

▼日頃から心掛けること
上司から仕事を振られた時は、まず自分に可能な仕事量なのかを考えましょう。難しいと思った時はすぐに言うように心掛けることで、悪い事態を回避できます。

おさむ編集員

自分に任された仕事だけでなく、全体の流れを把握することを習慣化しましょう。大きな流れが見えると、優先的にやるべき仕事がわかりますし、状況に応じた対応もしやすくなります。

コツ2「同僚との関わり方」

不器用な人は、同僚など周囲の人に頼るのが苦手なことが多いです。しかし、皆で進める仕事ですので、必要な時には頼ることが大切です。

人に頼れないのは、申し訳ないという気持ちが強いからではないでしょうか。もちろん配慮は大切ですが、会社の同僚は仲間でもあります。お互いに助け合う関係であることを意識しましょう。

▼日頃から心掛けること
器用な人が普段どんなふうにしているのか、意識することを心掛けてみてください。上手に甘えたり、助けを求めたりしていないでしょうか。彼らを観察し、そのやり方を真似るのが一つのコツです。

おさむ編集員

仕事上だけでなく、普段から同僚とは信頼関係を築いておくことです。

コツ3「自分の仕事の進め方」

不器用な人はできない仕事も引き受けることがあります。

相手に配慮してできない仕事も引き受けてしまうのかもしれませんが、できなかった時の方が迷惑です。できないことははっきり断ることが、相手への配慮だと心得ましょう。

▼日頃から心掛けること
日頃から仕事の優先順位をつける習慣を心掛けましょう。不器用な人には、仕事の緊急性や重要性を把握できていない人が多いです。それらが把握できるだけでも、要領よく仕事ができるようになります。

おさむ編集員

自分用の仕事マニュアルを作成するのも良いアイデアです。自分の性格を踏まえたマニュアルがあると、同じミスを繰り返すことがなくなります。

向いてる仕事がわからない場合の自己分析

自己分析

自己を客観的に分析する手法に、「ジョハリの窓」があります。2人の心理学者の考案した手法で、彼らのファーストネームを合わせて「ジョハリ(Johari)の窓」と呼ばれるようになりました。

どんな使い方ができるか

複数人で行うことで、積極的に自己開示ができます。チームワークを高めるために有用です。その他、人間関係の改善や自己発見の手法としても使われています。

やり方

ジョハリの窓には、4つの「窓」と呼ばれる項目があります。窓はそれぞれ、「開放」「未知」「盲点」「秘密」と設定されており、そこに自分の特徴的な性格を当てはめ、自己認識や他者からの認識に気づくという方法です。

他者から見た自己を発見する手法でもあるので、1人よりも複数人で行うのが良いでしょう。1人についてどんな性格なのか、参加者が当てはまる項目をチェックしていきます。

性格の項目は、発想力や向上心、行動力、話し上手、リーダーシップなど、20ほどが用意されています。項目は、自分たちで自由に変えてかまいません。自分と他の人が選んだ性格項目を4つの窓に記入して、結果を分析します。

どんな理論かについて

他人の手も借りるため、自分で認識している自分の性格的な特徴だけでなく、他者から自分がどう見えているかにも気づくことができる理論です。自己理解と他者の認識とのズレに気づくことができます。

考え方

この手法は単に性格を書き出すだけでなく、その結果をもとに、参加者全員で話し合うのがポイントです。項目ごとにどんな特徴があるのかを話し合うことで、自分の性格を客観的に把握できます。

仕事選びへの活かし方

自分の性格をいろんな観点から見つめ直すことのできる手法ですので、適職選びにも役立ちます。自分に合う仕事、合わない仕事がわかるだけでなく、やりたい仕事については自己PRや志望動機の説得力も増すでしょう。

まとめ

不器用な人の性格的な特徴と、その特徴からわかる向いてる仕事、向いてない仕事について詳しく解説してきました。

不器用な人は、一度に多くのことを要領よく片付けたり、変化する状況に応じて柔軟に対応したりすることが苦手という特徴がありますが、一つのことに対しては高い集中力を発揮し、最後まで諦めずにやり抜くという長所があります。一方、考えすぎる、人を使うのが苦手といった点が短所です。

その性格を仕事に生かすなら、一人で黙々と取り組める職種や、仕事のやり方が決まっている職種、正確さが重視される職種などが向いていると言えるでしょう。自分の力を最大限発揮できる仕事を見つけるためにも、まずは自分を見つめ直し、性格をしっかり分析してみてください。

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Y.Nanaka外部編集員
中堅人材紹介会社のキャリアコンサルタント職。 独身、転職回数:3回、年収:550万円、国家資格:複数保有。自分にとって、向いてる仕事がわからなくて悩んでいた時期は、年収が全くアップしませんでした。現在はボランティアとして、転職活動に奮闘する人達へ向け、情報発信をする適職発見同好会のライターとしても活動中。