仕事に行きたくないとき、その理由が何かによって、私たち人間の心身が示す反応は異なります。例えば、仕事が楽しくない場合は、朝起きて出勤するまでの時間が憂鬱になります。また、仕事が楽しくても、人間関係で何らかのトラブルが発生したときや体調が悪いときには、仕事に行きたくなくなります。
そこで、今回は、仕事に行きたくないと考えてしまうときの理由や対処方法、とってはならないNG行動、仕事を休む場合の伝え方について解説します。
万が一、転職する際の自己分析方法にも触れますので、仕事に行きたくない状況が悪化している人は退職も視野にいれた解決方法がトータルで参考になるので、最後までご覧になってみてください。
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仕事に行きたくない!辞めたいは悪くない
仕事に行きたくない、仕事を辞めたいと思ったとき、多くの方は自分を責めてしまうでしょう。自分は意志の弱い人間なのではないか、考えが甘いのではないか、と思うかもしれません。
また、仕事を休むと、本来自分の担当だった業務を誰かに任せる必要があります。同僚や上司に迷惑をかけるのではないかと考えると、簡単には休めません。
しかし、仕事に行きたくない、辞めたいと思うこと自体に問題はありません。もちろん、無断欠勤をすると周りに迷惑がかかりますが、休むことに罪悪感を覚える人はすでに周りの人のことまで考えられています。そのため、過度に自分を責める必要はありません。
それよりも、なぜ行きたくないと思ってしまうのか、その理由を明確にしましょう。
仕事に行きたくない人の理由TOP10
仕事に行きたくないと感じる理由は、人それぞれ、時と場合によっても異なりがあります。ただし、私達社会人が、仕事に行きたくない理由には、一定の傾向があるので参考にすることで、自己分析の制度を向上させて、自分にあった解決への方向性を導き出す手助けとなります。
ここでは、そんな「仕事に行きたくない理由のTOP10」を紹介しながら、自分自身が腑に落ちる原因を探れるよう、それぞれの理由の解説・原因・アドバイスという流れで理解を促進させられるよう情報を発信しています。
仕事に行きたくない理由
TOP10!
人間関係に悩んでいる [仕事に行きたくない理由 1/10]
自分に向かない仕事をしている [仕事に行きたくない理由 2/10]
自分に向かない仕事は、向いている仕事よりも時間がかかりますし、ミスも増えがちです。その結果、上司から叱られることが増えて、行きたくないと考えてしまいます。
▼原因について
仕事を選ぶ際、業務内容よりも、給料や勤務時間、勤務地などを優先してしまった可能性があります。
▼アドバイス
向いていない仕事に対して、時間がかかったり、ミスをしたりすることは仕方がありません。適切な改善策を考えましょう。
仕事にやりがいを感じていない [仕事に行きたくない理由 3/10]
やりがいのない仕事をしていると、達成感がなくて、働いている意味が分からなくなってきます。意味を見出せなければ、仕事が嫌で行きたくないと感じるようになります。
▼原因について
自分がしている仕事が誰かの役に立っていると実感できない場合、やりがいを感じられないでしょう。
▼アドバイス
どんな仕事でも、やりがいを感じられるかどうかは人それぞれです。自分が劣っていると考える必要はありません。
仕事量に悩みがある [仕事に行きたくない理由 4/10]
仕事量が多すぎると、終わりが見えなくて辛い気持ちになります。一方で、少なすぎると暇な時間ができて、罪悪感を覚えます。その結果、行きたくないと思うのです。
▼原因について
仕事量が多いのは仕事を引き受けすぎており、少ないのは自分から仕事を見つけられていないことが考えられます。
▼アドバイス
会社の全体的な仕事量を自分で調整することはできないため、上司と相談することが大切です。
休ませてもらえない [仕事に行きたくない理由 5/10]
業務内容に満足していても、毎日仕事ばかりでは心身共に疲れます。休ませてもらえない場合、体や心が悲鳴を上げて仕事が苦痛になり、行きたくないと感じます。
▼原因について
人員が足りなくて有休を使いたくても使えない、上司が休まないために自分も休みにくい、といった原因が考えられるでしょう。
▼アドバイス
たまには仕事を休みたいと考えることは全くおかしくありません。休めない状況が問題だと言えます。
会社の方針に不満がある [仕事に行きたくない理由 6/10]
会社の雰囲気や方針自体に不満を持っていると、仕事のやり方や考え方が合わなくて苦しくなります。その結果、辞めたい、行きたくないといった感情につながります。
▼原因について
社長や上層部と価値観が合わなければ、やりがいのある仕事でもやりづらくなるでしょう。
▼アドバイス
会社の方針は一人の社員が変えられるものではありません。不満が溜まっても仕方ないでしょう。
体の調子が悪い [仕事に行きたくない理由 7/10]
体の調子が悪いときは、誰でもやる気や意欲が低下します。家で休んでいたくて、仕事に行きたくないと考えることは不思議ではありません。
▼原因について
ストレスや疲れで免疫力が下がって、風邪などの症状が出ているのかもしれません。
▼アドバイス
いくら気をつけていても、体調を崩すことはあります。無理をすれば悪化する可能性があるため、休むことが大切です。
やる気が出てこない [仕事に行きたくない理由 8/10]
多少仕事がしんどくても、やる気で乗り越えられるときもあります。しかし、やる気が出てこなければ、行きたくないという考えに陥りやすいです。
▼原因について
やる気が出ない原因には、仕事がうまくいかない、プライベートがうまくいっていない、疲れが取れないなどが考えられます。
▼アドバイス
毎日やる気があって元気いっぱいな人はめったにいません。ほとんどの人にとって、やる気が出ない日があることは普通です。
通勤時間がもったいない [仕事に行きたくない理由 9/10]
通勤時間が長すぎると、時間がもったいないと感じます。職場が近ければもっと眠れるのに、朝食をしっかり食べられるのに…といった気持ちから、仕事に行きたくないと考えるのです。
▼原因について
毎日数時間かけて出勤していると、通勤という行為そのものがストレスのもとになります。
▼アドバイス
職場の場所を変えることはできないため、通勤がストレスになることは仕方がありません。
家から出たくない [仕事に行きたくない理由 10/10]
自宅は自分にとって快適な環境で、外に出たくないと考える人は多いです。家にいる時間が好きであればあるほど、行きたくないと考えます。
▼原因について
快適な家でのんびり過ごしたくて、外に出ること自体が嫌になっている可能性があります。
▼アドバイス
外に出たくないほど自分の家が快適なのは良いことです。早く帰るために仕事を頑張ろう、というモチベーションにつなげましょう。
仕事に行きたくないときの対処法「5選」
仕事に行きたくないなら、状況が長引かないように対処法を試してみませんか。今回は、5つ紹介しますが、どれも「え!?本当にいいの?」と思うようなことが、仕事に行きたくないときの有効な対処法であることは、経験者のみぞ知る回復への糸口となりますので参考にしてみてください。
思い切って会社を休む [仕事に行きたくないときの対処法 1/5]
仕事に行きたくないと感じたまま無理に出勤すると、どんどんストレスが溜まって悪循環に陥ります。一度休むことで、気持ちを切り替えられてやる気を取り戻せるでしょう。
▼利点
思い切って休むことで、仕事に行きたくなかった原因が分かるかもしれません。対処方法を考える期間にもなります。
▼ポイント
休む期間をあらかじめ決めた上で、休暇を取りましょう。メリハリをつけることで、仕事から離れてリフレッシュできます。
休んでいる間は、仕事のことを全く考えず、休むことに集中してください。ひたすら寝てダラダラしてみたり、趣味に没頭したりするのがおすすめです。
趣味など余暇時間を見直す [仕事に行きたくないときの対処法 2/5]
常に仕事のことを考え続けると、気持ちが滅入って行きたくないと思ってしまいます。余暇時間が充実しているからこそ、仕事も頑張れるのです。
▼利点
余暇時間が充実すると、仕事とプライベートのメリハリがつきます。週末が楽しみになって、仕事を頑張ろうと思えるでしょう。
▼ポイント
何らかの趣味がある人は、その趣味をより充実させてみてください。趣味がない人は、やっていて楽しいことや興味のあることを始めてみましょう。
趣味に打ち込みすぎると疲れるため、ほどよく楽しむことが大切です。また、自分がリラックスできれば、睡眠やダラダラすることが趣味でも全く問題ありません。
やる気が出る夢や目標を設定する [仕事に行きたくないときの対処法 3/5]
夢や目標がない場合、仕事へのモチベーションを保てなくて、やる気が出ません。しかし、夢や目標があれば、多少辛くてもやる気の源になります。
▼利点
仕事に行きたくないと感じたときも、目標達成のためなら頑張ろうと思えます。実際に目標を達成できれば、喜びや達成感につながるでしょう。
▼ポイント
1ヶ月間で営業実績を○%上げる、1年以内に資格を取って昇給を目指す、といった目標を掲げてみるのがおすすめです。
あまりにも大きな目標は、達成までに時間がかかりすぎて、挫折する恐れがあります。まずは小さな目標の達成を目指してください。
担当業務の変更を願い出る [仕事に行きたくないときの対処法 4/5]
業務には向き不向きがあり、向いていない仕事を続けることは苦痛です。業務効率が下がるため、担当業務の変更を検討することも必要です。
▼利点
担当の変更によって得意な仕事ができるようになれば、苦痛を感じなくなって、仕事に行きたくないと思うことも減るでしょう。
▼ポイント
いきなり担当を変更することは難しいため、まずは直属の上司に相談するのがおすすめです。抱えている悩みを相談するだけでも心が軽くなります。
向いていないと感じた仕事でも、慣れるとうまくいくかもしれません。すぐに諦めるのではなく、ある程度は努力して頑張ってみましょう。
転職を視野に入れて動く [仕事に行きたくないときの対処法 5/5]
職場の人間関係や会社の方針、会社の立地を自由に変えることはできません。会社自体が嫌で行きたくないと思うなら、最終的には転職するしかありません。
▼利点
職場が変われば、人間関係も業務内容も変わります。家から近くなれば、出勤のストレスからも解放されるかもしれません。
▼ポイント
本当にやりたい仕事や将来設計などについて考えましょう。その後、実際に転職活動を始めてみてください。
転職してからも同じ悩みを持ってしまっては意味がありません。転職先の会社についての情報収集は怠らず、じっくりと見極めることがとても大切です。
まずは仕事を忘れられる時間を作って考えよう!
仕事に行きたくないと感じる理由を探ることはとても大切です。理由が分からなければ、適切な対処法も見つけられません。
しかし、仕事に行きたくないと思うほど辛いときに、仕事についてじっくり考えることは簡単ではありません。場合によっては、余計にストレスが溜まることも考えられます。
そのため、まずはリフレッシュする時間を確保して、心と体を休めることを優先させましょう。
仕事に行きたくないときのNG行動
仕事に行きたくない人は、自分自身の行動として『絶対にNGな行動』を避けて、余計なところで信頼を失わないように気をつけましょう!ここでは、健康や人生にも関わってくるNG行動を3つ紹介するので、今の自分自身と照らし合わせてリスクを回避してください。
極限まで我慢する [NG行動1]
責任感が強い人の場合、簡単に仕事を休むわけにはいかないと思いがちです。しかし、正当な理由で有休を使って休んだ場合、免職になったり解雇されたりすることはありません。経歴に傷が付く心配もしなくてよいでしょう。
我慢を続ければ、心も体もダメージを負って、病気になる恐れがあります。病気になれば、仕事を辞めざるを得なくなるかもしれません。極限まで我慢する方が、最終的には大きなリスクにつながるのです。
無断欠勤する [NG行動2]
無断欠勤をすると、周りの人に心配をかけます。自宅で倒れているのではないか、事故に遭ったのではないかなどの心配をさせてしまいます。また、あなたが担当していた仕事を他の人に割り振らなければなりません。急な対応が必要になって、迷惑もかけてしまいます。
さらに、一度無断欠勤をすると、申し訳ない気持ちから会社に行きづらくなります。そのまま出勤しなければ、解雇されることも考えられるでしょう。
衝動的に会社を辞める [NG行動3]
人間関係や仕事内容が原因の悩みから逃れたくて、急に仕事を辞めてしまう人がいます。たしかに、退職すればストレスの原因から逃げることはできます。
しかし、転職先が決まっていなければ、もちろん収入を得られません。生活が苦しくなりますし、経歴に空白期間が生まれてしまいます。
仕事を辞めること自体は悪いことではありませんが、辞める前にしっかりと準備を行いましょう。
自分の社会的信頼を下げないことが大切!
仕事に行きたくなくなっても、その後の人生は続いていきます。生きていくために、基本的には働いて収入を得なければなりません。無断欠勤や急な退職を繰り返してしまうと、社会的信頼が低下する可能性があります。
その後の働き方や転職活動などに影響が出るため、一度冷静になることが大切です。仕事を休む場合は必ず連絡しましょう。退職を検討したときは、十分に準備してから実行してください。
仕事を休む場合の伝え方
仕事に行きたくないときは、どうしても自分中心に物事を考えてしまいやすいので、会社を休むことを相手に伝えるときに伝え方を誤って痛い目にあうことがあります。私達は、社会人として求められるマナーを大切にする必要があるので、ここではアドバイスと併せて解説します。
上司に電話をして伝える
会社を休む際の連絡はメールではなく、電話を選びましょう。
理由としては、電話であればすぐに要件を伝えられますし、体調不良が伝わりやすいためです。
伝えるときのマナーについて
仕事を休むという連絡には勇気がいるかもしれません。しかし、責任のある社会人として、話せないほど体調が悪いときを除いて、自分で電話しましょう。
アドバイス
仕事を休む理由は正直に伝えてください。嘘をついたら、罪悪感によって、さらにしんどくなります。
休む理由を簡潔に伝える
仕事を休むと決めたら、余計な言い訳は必要はありません。「体調が悪いため、お休みを頂いてもよろしいでしょうか」のように、簡潔に伝えてください。
その理由は、欠勤連絡によって、上司の貴重な時間を割いてしまうことを避けるためです。
伝えるときのマナーについて
周りの人に迷惑をかける可能性があるため、謝罪と感謝の気持ちを伝えることが大切です。
アドバイス
体調不良で仕事を休むことは誰にでも起こり得ることなので、過度に申し訳なさを感じる必要はありません。
残タスクと出勤再開予定日を伝える
ただ欠勤することだけを話すのではなく、残タスクと出勤再開予定日も伝える必要があります。
その理由は、あなたが欠勤している間の業務を、誰にどの程度割り振るか、決める必要があるためです。
伝えるときのマナーについて
その日のうちに行うべきタスクがあれば、優先してお願いしましょう。誰に引き継いでもらうのか、ある程度自分で考えて伝えることも大切です。
アドバイス
なるべく迷惑をかけないように、正確に、そして迅速に指示を出してください。
アドバイス
電話で連絡する最適なタイミングは、始業開始の10分ほど前です。上司が出社しており、仕事が始まるまでの時間に電話しましょう。
まずは、直属の上司に連絡する必要があります。同僚から伝えてもらうのではなく、直接電話しましょう。取引先との予定が入っていた場合、連絡すべきケースもあるため、必要に応じて上司と相談してください。
仕事に行きたくないからといって、何度も同じ理由で休むと、徐々に怪しまれます。無理をして体調を崩してはいけませんが、頻繁に休みすぎるリスクも理解しておきましょう。さぼっているのではないかと疑われる前に、誰かに相談することをおすすめします。
仕事に行きたくない場合に無理すると危険な人
仕事に行きたくない人の中には「無理をして出社することが危険につながる人」がいます。要するに、限界一歩手前の状態の人のことで、身体からのシグナルを無視して心身のバランスを崩してしまう危険な段階まできている人は注意が必要です。
その1:精神的な限界状態にある人
仕事に行きたくなさすぎて、朝起きたときに涙が出る人は注意が必要です。仕事や会社へのストレスが溜まりすぎて、精神的に限界であると考えられます。
このような状態で無理に出社すれば、心が限界を迎えて、精神的な病気にかかる恐れがあります。出社を続ければ症状が悪化するため、無理をしてはいけません。病院に行って相談することをおすすめします。
その2:肉体的な限界状態にある人
仕事のことを考えると頭やお腹が痛くなる、体が重くて起きられない、といった症状には要注意です。疲労やストレスが溜まりすぎているかもしれません。
体の痛みや疲労を感じたまま出社すると、さらに痛みや疲れがひどくなります。仕事が手につかないほどの体調不良に襲われるかもしれません。一度立ち止まって、休むことを優先させましょう。
心身に影響が出始めている人
仕事に対してネガティブな感情を持っていると、だんだん集中できなくなります。仕事の嫌な面ばかりが見えるため、早く帰りたいという思いで頭がいっぱいになるでしょう。
集中力が低下すると、ミスが増えます。ミスが増えると上司から叱られることも多くなって、より仕事が嫌になります。仕事に対するポジティブな面を見つけるために、気分転換を行いましょう。
医師の診断、長期休養の相談、転職を視野に入れましょう!
精神的な病気は目に見えないため、気づきにくいです。ただの疲れだ、他の人も仕事に行きたくないときくらいあるはずだ、などの気持ちになりがちです。しかし、一度発症すると治すのが難しく、その後の人生に大きな影響を及ぼしかねません。
夜眠れない、食欲がなくなった、一日中無気力になるなどの症状が出たときは、迷わず医師に相談してください。何らかの病気だと診断された場合は上司にも話して、その後の対応を考えましょう。必要に応じて長期休養に入ることも大切です。
ストレスの原因が職場にあるならば、転職も視野に入れることをおすすめします。転職によって環境を変えることで、状況が改善する可能性があります。
仕事に行きたくない人が転職するなら「自己分析」
仕事に行きたくないと感じたら、自分のことを客観的にみながら、過去~現在まで「この道を歩むことが自分に向いてるといえるのか」について自己分析する時間を作りましょう!ただし、自分よがりな振り返りになってしまうと、気付きが偏ってしまうため、ここでは方法を解説しますので参考にしてみてください。
仕事に行きたくなくなった理由を振り返る
最初に、仕事に行きたくないと思うようになった理由を明確化させましょう。明確な理由が分からなければ、転職後も似たような悩みを持ってしまう恐れがあります。
たとえば、業務内容が合わなくて嫌になったのに、転職後も同じような業務を担当することになれば、意味がありません。
また同じように、仕事に行きたくなくなるでしょう。同じ失敗を繰り返さないためには、じっくりと振り返ることが非常に重要です。
自分の性格と担当業務の相性を考える
今やっている業務が苦手だと感じるときは、性格と業務内容の相性を考える必要があります。
たとえば、大雑把な性格の人にとって、細かい計算が必要な業務は相性が悪いです。おとなしくて前に出ることが苦手な人にとって、リーダー的な役割を担う業務は適していません。
相性を考えるために、自分の性格を客観的に知ることも必要です。自分がどんな性格なのか、改めて考えたり友人に聞いたりしましょう。
自分がワクワクすることを書き出す
仕事は楽しいことばかりではありませんが、楽しい方がモチベーションを保ちやすいです。やる気にもつながって、仕事に行きたくないと思う日を減らせます。
従って、なるべくワクワクできる仕事を見つけることをおすすめします。そこで、自分が何にワクワクするのかを調べましょう。
たとえば、商品をたくさん売ることが楽しい、仲間と一緒に働いて達成感を共有することに喜びを感じるなど、その内容は人それぞれです。まずは紙に書き出して、気持ちを整理してみてください。
無料性格診断テスト「16 Personalities」で自己理解をする
16 Personalitiesは、世界中の人々が利用している、無料の性格診断テストです。ベースは、ユング心理学的類型論とMBTI性格検査になります。これらの情報をもとに、質問に答えた人の性格を診断します。
サイトは日本語にも対応しており、誰でも簡単に利用できます。全部で60個ある質問に、できるだけ直感的に答えていきましょう。回答は12分以内に終わらせ、なるべく中立の答えを選ばないようにしてください。
全ての回答が終わると、自分の性格タイプ「例:冒険家など」が表示され、どのような性格的特性があるのかについて解説してくれるので、日頃の自分自身について客観視する材料として参考にしましょう。
ポイントは「素直に受け入れる」ということです。
※16タイプ診断とも呼ばれています。
どんな仕事が向いているか考える
業務内容が合わなくて転職したいのであれば、自分に向いてる仕事を見つける必要があります。たとえば、人と話すことが苦手な場合、接客や営業は向いていないでしょう。体を動かしながら働きたい人に、事務などのデスクワークは向いていません。
向いていない仕事を続けることは大きなストレスにつながるため、無料の適職診断を活用して、自分の性格を見つめ直してみてください。その上で、長所を活かせる仕事を探しましょう。
仕事に行きたくない人へ「今後へ向けてのアドバイス」
仕事に行きたくないと感じること自体は、全く珍しくありません。もちろん心から仕事を楽しんでいる人もいますが、できれば働きたくないと考えている人も多いでしょう。
しかし、体調が悪くなったり、仕事に行くことが嫌すぎて涙が出たりすることは問題です。そのままの状態で出勤を続けると、心も体も壊れてしまう恐れがあり、危険です。
辛いと感じたときは、同僚や上司、友人などに相談することが大切です。必要に応じて、病院の受診も検討しましょう。どうしてもストレスの原因を避けられない場合は、転職も視野に入れることをおすすめします。より自分に合う仕事が見つかれば、楽しみながら働けるかもしれません。
「仕事に行きたくない」についてよくある質問
その理由が何かによりますが、仕事に行きたくないと感じることは、心身のバランスに異変が出始めている身体からのシグナルだと思ったほうがいいでしょう。そのため、無理をつづけるのではなく、できる限り早く「心身を休める時間」「自分の生活などを振り返る時間」を設けることで、解決への道筋を見出す余裕を確保することが大切です。記事内にて、『仕事に行きたくない人の理由TOP10』を紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
人それぞれですが、人間関係・仕事内容・やりがい・仕事量の悩み・休ませてもらえないなど、職場での社会生活の中に原因があることが多いです。心技体という言葉がありますが、これにおきかえると「精神・スキル・肉体」といった面で、何らかの難が発生して仕事に行きたくなくなると考えられます。
まずは、直属の上司に電話連絡をするというのが、一般的な社会常識として定着しています。上司が不在の場合は、他の管理職に繋いでもらいましょう。その際、用件と事情についてを簡潔に伝え、次回の出社がいつになりそうかを伝えるようにするのがポイントです。
事情によりますが、まずは、振り返る時間を作って「原因と結果」を自己認識できるよう自己分析をすることをおすすめします。どうして仕事に行きたくなくなったのかが曖昧なまま転職してしまうと、次の職場でも、同様の状態に陥って転職を繰り返す危険があります。
仕事において、人間関係はとても重要です。仕事内容が楽しくても、人間関係が悪いと、その人に会いたくなくて行きたくない気持ちになります。
▼原因について
わがままな同僚やパワハラをしてくる上司、仕事に不真面目な部下などがいると、業務に集中できないでしょう。その結果、仕事自体が嫌になってしまいます。
▼アドバイス
人間関係が原因の場合、あなたのせいではないため、自分を責める必要はありません。