転職時の面接に持って行くカバン!選び方や置き方などのマナー

面接「鞄のマナー」

転職時にカバンは必要!

転職時の面接で気をつけておきたいのが面接時に持っていくカバンです。新卒時の面接と違い荷物も少なくなる場合が多いため、持っているカバンで良いと思って普段使いのカバンを持って行く人がいます。様々な理由から何でもいいカバンをもって面接にいき、落ちた人はたくさんいます。

面接時で好印象を与えるのか?与えないのか?は、最初の印象で決まってきますので服装に気を配るのは必要ですが、カバンにもしっかり気を配ってみましょう。

転職時の面接にふさわしいカバンの選び方

転職する時に面接に持っていくカバンは、ふさわしいカバンとふさわしくないカバンがあります。ふさわしくないカバンの代表的なのは、派手なカバンや小さなカバンや汚いカバンです。転職面接時の後に、就職してから必要となってくるカバンですので、最低限のマナーがあるカバンが必要です。

カバンの基本は、派手過ぎない色のカバン、装飾がほとんどない、A4サイズが入るの条件にあたはまるカバンが必須条件です。注意しておきたいのは、高級なカバンや汚れが激しいカバンなどは面接時にふさわしくないので気を付けるようにしましょう。

カバンの色は無地で派手すぎない

転職時の面接は新卒とは勝手が違うため品格を第1に問われることが多く、派手な色をしたカバンは仕事には向いていなくマイナスイメージにつながりやすくなっています。また転職時だけでなく新卒の場合でも、マイナスなイメージに繋がるので気をつけておきましょう。

派手な色や装飾は「幼く見える」「大事な場面で緊張感がない」という見解が多く、極端な話をすればいくら面接で素晴らしい受け答えをしても、派手な色をしたカバンを持ってるだけで面接は落とされてしまうということも十分にあり得ます。

また無地の控えめな色と言っても「あまりにポケットが多すぎる」「アクセサリーとみなされてしまうような装飾がされている」場合も同様な見解になりかねませんので注意したいところです。面接となれば、相手の良い印象や評価が必須となってくるので、派手すぎず社会人らしいカバンを心がけるのおすすめです。

大きさの基準はA4サイズの書類が入る大きさ

面接時のカバンの基準としては、基本的にA4サイズが入るカバンがおすすめ。大きすぎるサイズであるカバンは面接時の置き方で困惑する場合があり、面接官にマイナスなイメージを与えてしまいます。パソコンが入るカバンぐらいなら問題はありませんが、あまりにも大きいカバンは避けておきましょう。

「A4ほどの書類が入るカバン」といった点は、書類の取り出しやすさが重要なポイントです。ビジネス上、色んな書類を持ち運ぶので、カバンの大きさや形状や持ち運びやすさも十分に考えて選ぶのがおすすめです。

こんなカバンは面接にはNG

転職時に面接を受ける時、面接にふさわしくないカバンがいくつかあります。どんなカバンかを簡単にまとめてみましたので見ていきましょう。

  • 無地の落ち着いた色
  • 装飾が派手でないもの
  • 特大のカバン
  • 汚れが目立ちすぎるもの
  • トートバッグ、ショルダーバッグ
  • リュックサック類

この6つのカバンが面接にふさわしくないカバンです。人前に出る時はある程度の秩序が必要となってきます、リュックサックやショルダーバックで面接に来られた場合、面接官はどのようなイメージをもつでしょうか。たかがカバンかもしれませんが面接にはビジネス用のカバンのような、きちんとしたカバンがおすすめです。

面接で受かり、仕事となれば持ち物を会社のブランドイメージに合わすテクニックも必要です。カバンのひとつで面接の採用と不採用が決まるかもしれない点なので、しっかりとした準備をしておきましょう。

また、ビジネス用ではないスポーツブランドのカバンでロゴの主張が激しいカバン等、どうみても仕事用でないだろうと思うカバンは避けておきましょう。面接で汚れがひどいカバンを持っていくとイメージダウンにつながり採用から遠ざかってしますので、新品なカバンでなくてもいいので面接にはキレイなカバンを選びましょう。

歩く時のカバンの持ち方

続いて面接の時にカバンを持って歩く時の注意点とカバンも持ち方の紹介です。カバンを持って歩く時は普段通りに背筋を伸ばして歩くのが基本ですが、「カバンを振り回しながら歩く」「肩に乗せながら歩く」などが癖になっている方は注意してください。

カバンの持って歩く時に重要なのは、薬指を中心とした中指3本で持つようにするのがおすすめ。こうする事で無駄な力を加えずに、ストレスなくカバンを持つ事ができます。持って歩く時に意識しないといけないのは、無駄に力を入れない事。カバンの力を利用した持ち方が基本ですので、手は差し伸べてカバンに手を添える持ち方が基本です。

ビジネス用のカバンだといいのですが、トートバッグのように手を持つ所が長い場合は、肩にかけながら歩くのは避けるようにしましょう。問題ないような歩き方ですが、肩かけのカバンはカジュアルな要素が強くなってしまい面接に向かう者の態度としてはマイナスです。ちょっとしたことも面接官は見ていますので注意しましょう。

面接時に挨拶をする時のカバンの持ち方

面接時の挨拶をする時のカバンの持ち方を紹介します。面接室へ入退出の際はカバンは手に持って入ります、入って一礼をして指定の席まで進み席の横に立ちます。その後にお辞儀をした時にカバンを落とさないようにするのが要注意です。男性と女性のカバンの挨拶をする時の持ち方をみて行きましょう。

男性の場合

男性の場合は横にカバンを持った状態で挨拶をすることが一般的です。また横と言ってもどこでもいいというわけではないので、できるだけ体に寄せた位置に構えることが重要です。

女性の場合

女性の場合は体の前にカバンを持った状態で挨拶します。カバンの高さは下過ぎても上過ぎてもダメですので、腰くらいの位置に持ってくるように意識をしてください。
カバンの持ち方は女性と男性の両方に言える事ですが、転職時の面接だけでなくとも人間として覚えておきたい作法です。緊張してカバンを落としてしまう事が無いように、しっかりと持ち方と挨拶の仕方を覚えて転職を成功させましょう。

転職時の面接で入室した後のカバンの置き方

転職の面接を受ける時に気を付けるポイントでもあるカバンを置くタイミングや置き方。面接官は面接で、人を見ていてカバンを持っていればカバンの所作も見ています。面接時のカバンの置くタイミングや置く場所を重点的に確認していきましょう。

面接時のカバンを置くタイミング

面接時のカバンを置くタイミングの説明です。面接室への入室はドアをノックをして「失礼します」の掛け声と共に入室し、イスの横に立ち挨拶をしたあと「おかけください」と面接官に言われたあと「ありがとうございます」の掛け声をしたタイミングでゆっくりとカバンは置くようにしてください。

声がかかる前にカバンを置くことはマナー違反とまではいきませんが、いいイメージは持たれません。指示がない限りはこの順序で置くことがベストです。またカバンを置く際に決して荒々しく置いてはいけません、面接は緊張してしまいますが焦らずゆっくりと置くようにしてください。

置く場所の指定がある場合は入室した後に言われることが多いですが、置く際は必ず礼を言ってから置くようにしましょう。

面接時のカバンを置く場所

面接した時のカバンを置く場所についての説明です。

入室時に置く場所の指定がない場合は椅子の横から5~10㎝ほど離した利き手側に置き、面接会場が狭い場合は空いている方に置いてください。ドア側に置くという意見もありますが、入室から退室まで自然な流れで置けるように利き手側に置くことがおすすめです。

またカバンを置く時にはカバンを床に置いた時に自立して置けるようにする必要があります、面接に持参するカバンは底が厚く、置いた時に自然に立つことのできるカバンが望ましいです。

カバンの底が平らでない自立して立つことのできないカバンですと椅子にもたれかかったり、カバンが床に横で置いた状態になり印象が「がさつ」に見られてしまいかねますので要注意です。

また集団面接でカバンを置く場所が無いという場合は、別に置く場所があることが多いので面接官やスタッフから指示を仰ぎましょう。

転職時の面接でカバンに入れておきたい持ち物

面接に行く時にカバンに入れておきたい持ち物の確認です。面接に必要なものは前日にでも用意をしておく事がおすすめ。当日の朝にバタつかない為にもチェックリストでしっかりと確認していきましょう。

  • ハンカチ
  • ティッシュ
  • 腕時計
  • メモ帳
  • 筆記用具
  • 携帯
  • 財布
  • 会社の地図(歩きスマホはマイナスイメージ)
  • クリアファイル
  • 指定の書類関係(エントリーシートなど)

転職の場合は資格証の提示が必要な場合もありますので、チェックリスト以外にも重要だなっと思う物は面接に持参するのをおすすめします。

転職時の面接にカバンは持って行こう

いかがだったでしょうか?転職時の面接はカバンを持って面接に行くのが社会人らしい行動ではないでしょうか。社会人としての常識を持ってる人と持っていない人では、大きく印象は変わってきます。人の印象は第一印象で決まってくるので、ビジネスをするにはカバンも当然必要です。あと注意しておくのはカバンの色や装飾、持ち方や置き方などは面接官に見られていますので意識しておきたいポイントです。