どこでもできる仕事ベスト10!女性に人気の未経験から目指せる職業

どこでもできる仕事・女性版

どこでもできる仕事は、その特徴や定義によって異なりますが、結論としてはその多くが「ホスピタリティ」が重要視されるものと言われています。

個人差はあれども、社会で働く上での女性の強みは「コミュニケーション能力の高さ」と「細やかな気配りが出来る繊細さ」と言われています。そんな女性の強みを活かしつつ、資格なしで目指せる仕事は、一言で言えば「ホスピタリティ」を重視したもの、つまり人と人、人と情報・サービスの間を取り持つ仕事が多いのです。

そして、「どこでもできる仕事」は、そんな女性の強みを活かせるケースが多いのです。今回は、「女性がどこでも出来る仕事」について解説します。

女性がどこでもできる仕事とは?

「女性がどこでもできる仕事」の捉え方は2通りあります。「本人が手に職を持っていて、その業界であればどの地域でも働けるケース」と、「機材とスキルさえあれば、自宅に居ながらどの地域の仕事も受けられるケース」です。

どちらも働く上でのスキルは必要になりますが、後者の「自宅に居ながらどの地域の仕事も受けられるケース」においては、現代の女性が比較的始めやすい風潮があります。オンラインWEBを通しての仕事の受注・納品や指導などは、20年前まではパソコンが必須でした。しかし、現代ではスマホ、タブレットやアプリが年々高性能になっているので、パソコンよりも廉価に機材ハードルをクリアできるからです。

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女性がどこでもできる仕事の特徴

仕事の特徴

自宅にいてできる仕事

女性がどこでもできる仕事の代表的な特徴は、「自宅にいてできる仕事」です。夫婦での家事育児の分担、主夫という考え方も浸透しつつありますが、まだまだ専業主婦・兼業主婦として、1日の大半を家の中で過ごす女性も多く居ます。元々働いていた女性であれば、その業種によっては収入を得られるスキルとして発揮しやすく、スマホ1つで、オンラインを通じて未経験でも始められる仕事も少なくありません。

日本全国どこでもできる仕事

日本全国どこでもできる仕事の特徴は、「どこへ行っても需要のある仕事」であることです。特定の場所・地域にしかない仕事は、スキルや経験を積んだとしても、そこから離れてしまうと経験が活かせなくなってしまう=そこから離れづらくなってしまいます。しかし、数や規模の差はあっても、歯科医院やスーパーマーケット、薬局などはどこにでもあり、女性優遇で未経験募集を出しているところもあります。

引越し先の自由度が高い仕事

上記2つの仕事の特徴に関連して挙げられるメリットが、「引越しの自由度が高い仕事」であることです。特に、結婚を考えている女性や、一人っ子で親の介護をする可能性の高い女性は、キャリアを積んでもパートナーの転勤や介護の引越しで、これまでと同じ仕事場で働けなくなる可能性があります。しかし、自宅でできる仕事や日本全国どこでもできる仕事であれば、退社することなく同じ業務が続けられたり、異なる職場でも今までの経験を活かした仕事が続けられたりします。

女性がどこでもできる仕事トップ10<職種別>資格不要

ベスト10リスト

Webライティング [どこでもできる仕事・女性版 1/10]

Webライティングの仕事内容

「WEB上で読まれること」を前提とした、語句や内容に指定を受けた案件を受注し、期日までに条件を満たした記事を書き上げます。

ななか編集員

情報収集、長文のライティングにはパソコンが必要ですが、パソコン1台あれば無資格、かつどこでもできる仕事です。スマホだけでは字数上難しいケースもありますが、短文の案件だけに絞ればスマホだけで始めることも可能です。

▼おすすめな理由
受ける案件数、文字当たりの単価で収入が変化します。タイピング速度や情報収集の速度は仕事を受けるほど上達していくので、無資格でも始めやすい仕事です。女性なら自宅での家事の合間、隙間時間が仕事に活かせます。

▼平均年収
Webライティングの平均年収は、副業層も多いことから、260万~560万円と幅があります。

Webデザイナー [どこでもできる仕事・女性版 2/10]

Webデザイナーの仕事内容

Webサイトのデザインと、設計したデザイン通りにサイトをソースコード記述で作成します。

ななか編集員

パソコンだけで仕事が完結するので、引越しなどの環境の変化に関係なく、どこでもできる仕事です。フリーランスになっても、インターネット上で案件が多数見つかります。

▼おすすめな理由
無資格でも始められますが、前提としてWEBデザインの知識が必要です。独学・スクールと方法は様々ですが、一度身につければ「スキル」として、転職活動にも、フリーランスのWebデザイナーとしての活動にも役立ちます。女性視点のデザインセンスが求められることもあります。

▼平均年収
Webデザイナーの平均年収は350万円前後です。

動画編集 [どこでもできる仕事・女性版 3/10]

動画編集の仕事内容

動画編集は、名前の通り「動画を編集する」他に、企画・ディレクションや台本作成などもその範疇に含まれることがあります。

ななか編集員

動画編集は動画編集アプリの充実により、スマホ・タブレットだけでも始められる仕事となりました。オンライン環境さえあれば、どこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
動画編集の仕事の案件はそのジャンルの数だけあり、内容も千差万別です。しかし中でも女性向けの美容コスメ・運動や家事関係の動画は多く、編集しながら自分自身の今や将来に役立つ知識が身につけられます。

▼平均年収
動画編集の仕事の平均年収は400万円前後です。

オンライン家庭教師 [どこでもできる仕事・女性版 4/10]

オンライン家庭教師の仕事内容

オンライン家庭教師派遣会社、もしくは個人で契約し、オンラインで難関大学を目指す生徒の指導をします。

ななか編集員

オンライン・配信アプリでの指導を前提とした家庭教師であり、WEBカメラ・カメラ内臓のパソコン、もしくは配信アプリを入れたスマホ・タブレットがあれば、どこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
生徒や親御さんが家庭教師に求める一番の要素は、学歴よりも、明るさ、優しさといった人柄です。一緒に悩み、喜ぶ、ホスピタリティを重んじられる女性の家庭教師は、その条件に合致しています。

▼平均年収
オンライン家庭教師の収入は520万円前後です。時給条件は様々ですが、未経験では時給1,000~1,500円が相場です。

事務職 [どこでもできる仕事・女性版 5/10]

事務職の仕事内容

未経験でもチャレンジできる事務職は、電話・来客応対や書類の管理、郵便物の発送・仕分けといった「一般事務」です。基本的なPCスキルが求められることもあります。

ななか編集員

会社や個人事務所など、オフィスのある職場であれば一般事務の需要があるので、オンラインとは異なる意味で「どこでもできる仕事」の1つです。昨今ではリモートワーク可能な事務求人もあります。

▼おすすめな理由
電話応対・来客対応で求められるホスピタリティにおいて、また書類作成の正確さにおいても、繊細で生真面目な性質を持つ女性が力を発揮できる仕事です。

▼平均年収
事務職の平均年収は330万円です。

オンライン秘書 [どこでもできる仕事・女性版 6/10]

オンライン秘書の仕事内容

企業・クライアントによっても異なりますが、各種書類の作成や資料作成、メールや電話応対、データ入力など、オンラインでの納品・応対が可能な仕事が一般的です。

ななか編集員

業務の多くが「オンラインでやりとりするもの」であり、各種業務に対応できるパソコンとオンライン環境さえあれば、どこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
少なからぬ企業において、日頃の業務の中では難しいSNS・ブログ更新も、オンライン秘書の仕事の範疇に入ることがあります。顧客と企業とをつなぐ、これも女性のホスピタリティの発揮しどころです。

▼平均年収
オンライン秘書の平均年収は160~300万円前後です。時給制か固定給制かで年収は大きく異なりますが、未経験では時給制が一般的です。

カスタマーサポート [どこでもできる仕事・女性版 7/10]

カスタマーサポートの仕事内容

「サポートセンター」「お客様窓口」とも呼ばれる業務で、電話やパソコンで顧客からの問い合わせに対応する仕事です。

ななか編集員

カスタマーサポートはその業務形態上、在宅勤務OKな企業が少なくないこと、企業にとって必要不可欠な業務=都心部・地方を問わず求人が多いことから、「どこでもできる仕事」と言えます。

▼おすすめな理由
顧客の疑問や問い合わせ、時にクレームに対応しなければならない時もありますが、どんな時にも誠実に対応する、女性の「ホスピタリティ」を活かせる仕事です。

▼平均年収
カスタマーサポートの平均年収は349万円です。

ネット物販 [どこでもできる仕事・女性版 8/10]

ネット物販の仕事内容

ネットショップなどを開設し、自身が作れる商品・サービスを求める顧客に販売します。商品によっては梱包作業も含まれます。

ななか編集員

土地を買う、借りて店舗を構えるのではなく、WEB上に出店してオンラインで顧客とやりとりするので、オンライン環境があればどこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
物販、出店と書くとハードルが高く感じられますが、「スマホアプリで不用品を売る」こともネット物販の一種です。出品後は注文が入るまで待つだけなので、家事などの隙間時間に稼げることも、在宅の女性に嬉しい仕事です。

▼平均年収
ネット物販の平均年収は、一概に「この額」とは言えません。個人でも年収1,000万円を超える人もいれば、10~20万円程度の人もいます。

ネイリスト [どこでもできる仕事・女性版 9/10]

ネイリストの仕事内容

人の爪を美しくするネイルアートやネイルカラー、爪の手入れをするネイルケアをします。

ななか編集員

ネイリストとして働く上でスキルは必要ですが、資格・免許は必要ありません。地方でも個人で開業しやすいので、どこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
女性の従事者が多いネイリストには資格・免許が不要なだけでなく、施術する上で、飲食店のような調理設備や広い接客スペースが必要ありません。自宅を仕事場とした起業も可能で、対面で行う個人開業の中では比較的初期投資が低めに抑えられるメリットがあります。

▼平均年収
ネイリストの平均年収は約300万円ですが、地域差よりも、サロンの規模で上下する傾向があります。

テレアポ代行 [どこでもできる仕事・女性版 10/10]

テレアポ代行の仕事内容

顧客リストに載っている番号に電話をかけて、商品・サービスを解説し、興味を持った顧客に営業マンが訪問するためのアポイントを取りつけます。

ななか編集員

「電話をかける」だけの仕事なので、通話が可能な媒体があれば、どこでもできる仕事です。基本的にマニュアル通りに話すだけなので、未経験者の求人募集も多数あります。

▼おすすめな理由
電話越しの声は表情がわからないことから、男性では「威圧的」「怒っている」という印象を持たれがちです。女性の声だからこその需要が高い仕事となっています。

▼平均年収
テレアポ代行の平均年収は300~500万円です。

女性が楽にどこでもできる仕事

楽にどこでもできる仕事

楽にどこでもできる仕事1「データ入力」

データ入力の仕事内容

依頼主から提供されたデータを、PCを使って数値や文字を入力していく仕事です。書類上のデータだけでなく、音声ファイルからの聞き取りなどを入力することもあります。

▼おすすめな理由
既に用意されているフォーマット通りに入力していくので、その内容に関する専門的な知識が必要ありません。計算を含む場合は数字の記入ミスには気を使う必要がありますが、PC環境があればどこでもできる仕事です。タイピング速度と精度に自信がある、黙々と作業をしたい、自分のペースで仕事をしたい女性に、特におすすめできます。

▼平均年収
データ入力の平均年収は392万円です。

楽にどこでもできる仕事2「シール貼り」

シール貼りの仕事内容

食品のラベルや封筒の宛名、雑貨タグなどのシールを商品に貼る仕事です。場合によっては、梱包して納品先に届けるところまでが仕事内容に含まれます。

▼おすすめな理由
シール貼りは「誰でもできる、どこでもできる仕事」の代表格です。その分単価は低いものの、「貼るだけ」という作業の簡単さ、自宅の隙間時間で楽にできる仕事として、主婦層の女性の副業として需要のある仕事です。ただし、契約内容に「商品を届けること」が含まれる場合、車が必要になるので、事前によく確認し、できない仕事を受けないように注意しましょう。

▼平均年収
シール貼りの平均年収は40~50万円です。

楽にどこでもできる仕事3「仕分け・検品・梱包」

仕分け・検品・梱包の仕事内容

工場や倉庫の中で、コンベアで流れてくる製品を種類ごとに分ける「仕分け」、キズなどが無いかチェックして不備のある品をはじく「検品」、そしてダンボールに詰める仕事が「梱包」です。特に近年はオンラインショッピングの需要が増しているので、全国各地にある物流センター・倉庫での人手の需要が高まっています。

▼おすすめな理由
物流センターや倉庫、工場は地方ほど規模が大きいことが多く、都会から離れるほど働きやすい、どこでもできる仕事です。集団作業になるものの、誰かと喋ることのない個人作業となるので、黙々と仕事をしたい女性にも向いています。

▼平均年収
仕分け・検品・梱包の平均年収は200~300万円です。

資格があると有利な仕事【女性向け】

資格があると有利な仕事【女性版】

資格でどこでもできる仕事1「キャリアカウンセラー」

キャリアカウンセラーの仕事内容

相談者の状況やスキル、方向性や将来について希望を聞き、キャリア形成を支援するカウンセリングを行う仕事です。

ななか編集員

キャリアカウンセラーは、「キャリアコンサルタント」という国家資格があります。この資格があればキャリアカウンセリングにおける社会的信用が得られるので、個人としての開業もしやすくなり、オンライン環境がある現代においてはどこでもできる仕事の1つとなりました。

▼おすすめな理由
物腰穏やかに共感性を重んじられる女性は、カウンセリングにおいて重要な「信頼感」を構築しやすいです。

▼平均年収
キャリアカウンセラーの平均年収は500万円前後ですが、非正規社員では300万円以上、500万円未満の層が多くなっています。

資格でどこでもできる仕事2「栄養士」

栄養士の仕事内容

栄養士の仕事内容は就職先によって異なります。「施設などで提供される食事の管理・提供」や「特定の年齢層や状況・個人に向けた栄養の指導」です。

ななか編集員

栄養士の活躍できる場所は食事を提供する場所全般です。レストランや食堂だけでなく、あらゆる企業の食堂や社会福祉施設、学校給食や病院などが候補になるので、資格1つでどこでもできる仕事になります。

▼おすすめな理由
栄養士資格は国家資格です。取得には養成学校に通う必要がありますが、卒業時に資格申請をすれば自動的に取得できます。「食事を提供できる場所」は全国的にあること、女性の多い職場である点もオススメです。

▼平均年収
栄養士の平均年収は345万円です。

資格でどこでもできる仕事3「翻訳・通訳」

翻訳・通訳の仕事内容

海外の文学書籍や専門書、映像作品など、基本的に文字に関する仕事が「翻訳」で、海外の話し手の発言を聞きながら逐次訳して発言する仕事が「通訳」です。

ななか編集員

グローバル社会にあたり、通訳・翻訳の活躍の場は広がっています。翻訳・通訳スキルさえあれば、企業所属・個人であっても、どこでもできる仕事です。

▼おすすめな理由
通訳・翻訳の指標となるのはTOEIC試験のスコア、実用英語技能検定の資格です。翻訳作業が可能な媒体があれば日本全国どこでも仕事ができ、更に海外で仕事をしてみたい女性におすすめです。

▼平均年収
通訳・翻訳の平均年収は584万円ですが、スキル・実績や働き方、正社員かフリーランスかでも上下します。

どこでもできる仕事ができる職場<代表格>

土日休める職場<代表格>

No1.IT系の企業

PCとオンライン環境さえあれば仕事ができる=リモートワークしやすい土壌があるのが、開発系エンジニアをはじめとするIT企業の特徴です。

ポイント!
プログラミング言語に関する知識は大前提ですが、その能力を証明する資格として、「基本情報技術者試験」などの情報技術者系試験や、民間の言語別の資格取得もおすすめです。

おさむ編集員

クラウドソーシングサイトでも期間契約でのプログラマー募集があり、フリーランス転向してもどこでもできる仕事です。特に女性のメリットとしては、在宅ワークとして仕事と家庭の両立のしやすさがあります。

No2.金融・不動産系の企業

金融・不動産系の企業は欧米だけでなく、マレーシアやフィリピンといったアジア地域を含む海外展開が進められています。分野によって仕事内容は様々ですが、不動産証券化、投資分野は働く地域を選ばない、どこでもできる仕事となりつつあります。

ポイント!
この業界では「ファイナンシャルプランナー」の資格取得がおすすめです。資金繰りなどお金に関するアドバイスや、顧客のキャリア・ライフプランニング形成に役立つため、金融プランナーとして活躍できます。

おさむ編集員

プランナー・コンサルタントとして働くなら、女性の強みである「コミュニケーション能力の高さ」が大いに活かせます。

No3.医療関係の企業

医師や看護師、薬剤師などの医療関係の施設・企業は、規模の差はあっても全国に職場があり、どこでもできる仕事です。資格が必要な職場もありますが、医療行為そのものを行わない未経験・無資格で働ける現場も少なくありません。

ポイント!
どんな医療関係企業に入りたいかによっても変わりますが、薬剤師ならば「薬剤師国家試験」、歯科医師・助手ならば「歯科衛生士」「歯科技工士」など、分野に応じた資格が様々にあります。

おさむ編集員

医療業界は常に人手が不足していることから、「出産育児で離職したが、ひと段落したので働きたい」というブランクのある女性でも再就職しやすい傾向があります。

どこでもできる仕事を選ぶメリット

メリット

通勤時間を無くせる

どこでもできる仕事のメリットとして、特に大きいのがこの点です。よほど会社と住まいが近くなければ、都心部・市街地に住む人は電車通勤やバス通勤、そうでなければ車での通勤が必要になります。自宅でリモートワークができる仕事環境であれば、通勤にかける時間の分だけ家事がこなせる、朝の慌しい時間に余裕ができる、睡眠時間を取れるといったメリットがあります。忙しい女性でも、時間をやりくりしやすいでしょう。

ななか編集員

近年、様々な企業においてフルリモート環境が急速に整いつつありますが、「この業界ならリモートワークできるだろう」と確認せずに入ると、部分的なリモートやリモート未導入ということもあります。リモートワークが可能なのか、どういった形態なのかを事前に確認しましょう。

ライフイベントの変化に対応しやすい

結婚後のパートナーの転勤、出産や育児など、女性にとってはライフイベントがそのまま離職のきっかけになってしまいがちです。しかし、どこでもできる仕事であれば、リモートワークでそのまま元の仕事を続けられたり、育児がひと段落した後の復職などがしやすかったりというメリットがあります。

ななか編集員

元々働いていたところへの復職ではなく、転職での再就職では「経験者」としての能力が重視されます。この時、能力や知識を手っ取り早く証明できるのが「資格」です。持っていない人は、家事・育児の合間の余裕のある時に、自身の仕事に関連する資格取得を目指してみましょう。

居住地の自由度が高い

「好きな場所で生活ができる」のも、どこでもできる仕事が女性人気の高いメリットです。自宅では集中できない人でも、持ち歩ける端末・ノートPCがあれば、身近な喫茶店やファミレスでできるという身近な自由もあれば、国内外を行き来しながら仕事できるという大きな自由もあります。やむを得ない事情で地元に帰ることになったとしても、変わらず仕事ができるのも魅力です。

ななか編集員

特に海外を行き来するワーケーションをしている人が気をつけたいのは、日本と海外の時差です。例えば、日本とヨーロッパの時差はおよそ8時間です。日本時間での〆切は現地時間ではいつなのか、電話連絡を取る場合に相手先は営業中であるのかなどを頭に入れて、行動しなくてはなりません。

どこでもできる仕事を選ぶデメリット

デメリット

上司から仕事が見えにくい

上司から仕事が見えにくいのは、どこでもできる仕事の中でも特にリモートワークに見られるデメリットです。上司や企業側としては、「サボっているのでは」という意識を持たれてしまいがちです。中には監視ツールを作成する企業もありますが、これでは手元での書き物、デザイン案を煮詰める作業が認識できず、ますます仕事をしている実情と上司の認識が離れてしまいます。

おさむ編集員

もしも上司がそういった点を過度に気にするタイプであれば、女性ならではのコミュニケーション能力の高さを活かし、さりげなくこまめな進捗報告を行いましょう。慣れないリモートワークに懐疑的な心理になってしまっている上司も、「変わらず仕事ができている」とわかれば、態度が軟化する可能性もあります。

自分よがりになりやすい

上司がいないこととも関連しますが、どこでもできる仕事の多くは個人作業になるので、自分よがりになってしまいがちなデメリットがあります。フリーランスに限らず、仕事において重要なのは「納期」です。特に繊細な女性は「1日、2日くらい〆切を延ばしても、自分が納得できるものを作ろう」と思ってしまいがちですが、これは納品先にとって大変な迷惑になります。

おさむ編集員

「〆切を破った100%の完成品より、納期を守った60%の完成品の方が価値が高い」と言われています。期間内に100%を作れなかったのは、見通しの甘さや実力不足であると認めるべきであり、まずは納期内の提出を目指した完成を心掛けるべきです。

相談相手に困る

現代において、「どこでもできる仕事」自体はやっている人は多いものの、相談しあえるほどの知り合いになる機会はなかなかありません。職場の付き合いならば、上司や同僚を交えたランチや飲みで、様々な人と顔見知りになるきっかけがあるでしょうが、個人で完結しがちな、どこでもできる仕事ではそうもいかないデメリットがあります。

おさむ編集員

SNSなどで仕事に関連するつぶやきを探し、同じ仕事をしていると思しき女性を探してみましょう。自身もプロフィールに仕事情報を記載していると、「仕事仲間」としてアピールができます。また、仕事をする上で役立つオンラインの資格スクールでは、「同じ資格を目指す人との交流の場」を設けているところもあります。

どこでもできる仕事が向いてる人

向いてる人の特徴

成長意欲が高い人

成長意欲が高い人とは、仕事に関する資格やスキルを積極的に身につけようとしていて、その勉強や情報収集を惜しまない人です。

▼向いてる理由
どこでもできる仕事の中には、自分から積極的に動かなければ年収が低いままのものもあります。「より稼ぐためにはどうしたらいいか」「質を上げるには何をすればいいのか」を調べられる人は向いてると言えます。

ななか編集員

企業所属ではキャリアアップにおいて女性が不利な傾向がありますが、個人での仕事にその傾向はありません。的外れにならないように具体的に目標を決めて、その仕事における勉強・情報収集をしていきましょう。

コミュニケーションが得意な人

人の話を聞き、聞いた上で提案ができる、もしくは、明るく朗らかに人と接することができるというのは、コミュニケーションが得意な人の特徴です。

▼向いてる理由
どこでもできる仕事はホスピタリティを重要視されることが多く、コミュニケーション能力の高い女性に向いてるでしょう。

ななか編集員

女性でも「自分は話下手でコミュ力がない」と思っている人がいるかもしれません。コミュニケーション能力では基本的に「人の話を聞く」ことが重んじられますから、話下手でも聞き上手なら問題ありません。また、互いの表情が見える会議や交渉において、真顔は「不機嫌な顔」と見られてしまいがちなので、「常に口元だけ微笑む」意識をしてみましょう。

手に職つけた人

その仕事に関する経験や知識を積んだ人です。

▼向いてる理由
未経験でもできる仕事が多いのが、どこでもできる仕事の魅力です。しかし、スキルや知識をつけ、それを証明できる資格を取得することで、より高単価の案件や稼ぎ方ができると気づける人は、向いてる人です。

ななか編集員

その仕事を続ける期間が長いだけ知識経験は積まれていきますが、それを他人に証明するのは難しいものです。資格を取得すれば、契約する側も踏み込んだ質問や提案でその確認ができます。発注側は信頼がおける依頼ができる、受注する・雇われる側は他の手に職がない人よりも選ばれやすくなる、win-winの結果が導かれます。また案件として女性ならではの視点が求められる時もあります。

どこでもできる仕事の注意点

個人事業だと案件受注競争が待っている

記事内ではどこでもできる仕事の平均年収を紹介してきましたが、あくまで「平均」であり、上が数百万でも、下は数十万円という仕事も多くあります。個人事業における案件受注競争が激しいことから、「良い案件は取り合いになる」「単価が低い案件ばかり残っているが、これしか受けられない」というケースに陥りがちです。

特にクラウドソーシングサイトを利用する場合は、仕事の経験・実績で、発注側が受注する人を選ぶという形態がよく採られます。とはいえ、例えば美容コスメに関する案件であれば、女性であることが有利になります。企業側の目に留まり、選ばれるようなプロフィールづくりや実績の証明方法などを調べ、対策していきましょう。

学ぶ姿勢がないと変化に対応できない

どこでもできる仕事は働き方の変化として受け入れられ、参入者も年々増えつつあります。クラウドソーシングサイトなどの案件自体も増えつつありますが、同じ案件に人が集中した時に選ばれる判断材料となるのが、「その人ならでは」の要素です。

女性であることを活かすなら、「コスメ」「旅行」「買い物」「家事」に関連した、自分の強みとなる情報を記載し、その要素を強める情報収集を欠かさず行い、情報のアップデートに努めていきましょう。

また、個人事業においては特に、意図的であれ、意図していないものであれ、法律に反するような行為をさせる悪質な案件に引っかからないよう、知識・勉強が必須です。

他人からの刺激を受けにくくなりがち

黙々とできる仕事が多く、個人作業で完結することが多いのが、どこでもできる仕事のメリットです。しかし、その期間が長いとマンネリ化で仕事そのものに飽き、嫌気が差してしまう人もいます。特に、女性の中には他者とのコミュニケーションでそうした嫌気を発散・奮起する傾向の強い人が多く、「その仕事に関連して、感情を震わせる出来事」が必要なケースもあるでしょう。

自分がやっている仕事を他の人はどうやっているのか、そういった好奇心を持ってSNSやブログ巡りをしてみれば、思わぬ情報が得られたり、参考やお手本にしたい人を見つけられるかもしれません。行動することそれ自体も、マンネリ化の解消に繋がります。

まとめ(今後へ向けたアドバイス)

まとめ(今後へのアドバイス)

どこでもできる仕事は、「場所」「時間」によって「どこでも」の意味が多少異なりますが、女性だからこそ力を発揮できる仕事が少なくありません。

従来の企業勤めでは多くの場合、女性ばかりがライフイベントの変化で手放さざるを得なかった「仕事」が、近年ではより復職・再就職しやすいよう、土壌が出来上がりつつあります。前職や独学で培った知識経験を活かしたい、未経験であっても隙間時間を活かしたいと考えた時、その人に合った働き方が見つけやすくなっているのです。

現在働いているものの、「どこでもできる仕事」にあこがれて転職を考えている人は、自身にとって何がストレスで、どういった働き方ができる企業ならそのストレスがなくなるのか、「どういった働き方をしたいか」をしっかりと考えて、挑戦しましょう。

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ABOUT US
Y.Nanaka外部編集員
中堅人材紹介会社のキャリアコンサルタント職。 独身、転職回数:3回、年収:550万円、国家資格:複数保有。自分にとって、向いてる仕事がわからなくて悩んでいた時期は、年収が全くアップしませんでした。現在はボランティアとして、転職活動に奮闘する人達へ向け、情報発信をする適職発見同好会のライターとしても活動中。