住宅営業とは?仕事内容に向いてる人の特徴と仕事のやりがいやきつい理由

住宅営業職

住宅営業に向いてる人/向いていない人の特徴とタイプ、実際に転職した場合に担当する具体的な仕事内容や、気になる年代別・役職別の年収を解説。

また、住宅営業の「やりがい/きつい理由」についても、これから転職する人が他の職種と比較ができるよう情報提供します。

住宅営業がどんなことを担当する仕事なのかわからない人、新しい知識を取り入れたい人へ向けて、メリットやデメリットも紹介していますので参考にしてみてください。

転職にはコツがある!
自然な自分が活かせる仕事。

住宅営業の仕事とは?

住宅営業は一般消費者の希望、予算などの条件にあわせて最適な住まいを提案する仕事です。また、既存の住宅の修理、設備の一新といった、リフォームの提案も住宅営業の仕事に含まれます。

一般的な営業職とは異なり契約を取れば終わりではなく、契約者との付き合いが入居後の段階まで継続するのも大きな特徴です。住宅営業の仕事内容には、一般消費者の理想の住まいを形作っていくコンサルタント的なものが含まれるため、ややハードルは高めです。

住宅営業の社内での位置づけ、役割

住宅営業は社内の花形的な部門であり、同時に企業の利益を支える心臓部でもあります。

特に、注文住宅を主力としている企業の場合、全く何もない状態から商品を作り上げていく必要があるため、住宅営業が契約を取らないと企業全体の活動に支障をきたすわけです。

建売住宅は取引額が数千万円に上るのが当たり前で、リフォームも1千万円以上のお金が動くことが珍しくはないため、扱う商品に関わらず、住宅営業は企業の利益を大きく左右するとても大事な仕事です。

住宅営業の仕事内容

住宅営業の仕事内容は注文住宅、建売住宅、規格住宅のいずれであっても、集客・商談・アフターフォローの3つに大きく分けられます。

▼集客について
チラシやWebマーケティング、モデルハウス見学者への対応などの手段で見込み客を探すのが集客で、契約にこぎつけるためにはまず集客に力を入れなければいけません。

▼商談について
見込み客の要望や予算から最適な選択肢を提案し、最終的に契約を目指すのが商談の段階です。高い買い物だけに、見込み客は複数の企業をチェックするのが普通ですから、競合他社に負けないような提案を行う必要があります。

▼アフターフォローについて
住宅を引き渡した後のメンテナンス、税金などの相談に対するアフターフォローも大事な仕事です。アフターフォローがしっかりしていれば、リフォームなどの新たな仕事の受注が期待できます。

住宅営業の仕事の特徴

不動産を扱う企業の数は多いものの、住宅営業を手掛けているところはそう多くはありません。住宅営業の仕事を始めるのであれば、必然的に、住宅を作ることを仕事としている建設業者やハウスメーカーで働くこととなります。

扱う住宅によって仕事内容に差があり、注文住宅営業では顧客の理想の住宅を作り上げていく必要がある以上、建築資材や法律の知識が求められるのが大きな特徴です。

建売住宅営業でも建築や法律の知識があるに越したことはないものの、既製の住宅を販売するという仕事の性質上、注文住宅営業と比べれば仕事の幅は狭く、契約を取ることに集中できます。

いずれにしても、金額や棟数でノルマが設定されるのが一般的で、ノルマを達成できないと居心地が悪くなるのが難点です。

住宅営業と不動産営業の違い

不動産営業という言葉は、住まいや土地に関する様々な営業を指しており、多くの種類があります。

最も多いのが、賃貸物件に住みたい人に物件を紹介する賃貸営業ですが、他にも新築マンションの売買、投資用物件の売買、用地の仕入れ、立ち退きを含めた不動産の買収など、不動産営業に分類される仕事は多岐に渡っており、住宅営業も不動産営業のカテゴリの1つです。

不動産営業のうち、注文住宅や建売住宅の販売をメインに行う営業のことを、一般的に住宅営業と呼びます。

住宅営業に向いてる人の特徴

この仕事に向いてる人の特徴

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特徴1「探究心が強い」

探究心とは、物事について深く知ろうとすることです。営業職で例えると、仕事がうまくいかない時に小手先の対策で乗り切ろうとせず、なぜうまくいかないのかを深く分析できる人が探究心が強い人です。

この人が適任者である理由

住宅営業を始めたばかりで契約をどんどん取れるなんてケースはまずあり得ず、大抵の場合はうまくいかない状況からはい上がる必要があります。そのため、現状の問題点や注文住宅に求められるもの、自社の建売住宅の魅力などをしっかりと研究し、それを活かせる人こそが住宅営業に向いてる人です。とにかく数をこなすだけでは安定して契約を取ることは難しいため、常に探究心を持ち続けられる勉強熱心な人ほど、住宅営業の世界での活躍が期待できます。

特徴2「きめ細やかな配慮ができる」

ビジネスシーン全般で大事なのが、きめ細やかな対応です。顧客、あるいは顧客になってくれそうな相手のことを思いやり、寄り添うことが契約や友好関係につながってきます。相手の現状を知り、気持ちを推測した上できめ細やかな配慮を行うことは、住宅営業の職に就く人にとっても非常に大事です。

この人が適任者である理由

会話術も住宅営業に欠かせないテクニックではありますが、契約を取る上でそれ以上に大事なのが信頼を得ることです。信頼は契約を取るために欠かせない存在なので、たとえ抜群に口がうまくても、細かい配慮ができず見込み客に不信感を持たれては意味がありません。相手のことを思いやり、感情に寄り添ったきめ細やかな対応ができる人こそ、住宅営業に向いてる人です。

特徴3「強すぎない押しが得意」

押しが強い人の特徴として、仕事でもそれ以外でもメールやコミュニケーションツールを使用して積極的にアプローチをする点、会話で主導権を握りたがる点などが挙げられます。これらがよい方向に働くケースもあるものの、一歩間違えればしつこいという印象を持たれかねませんので、少し控えめな、強すぎない押しが得意くらいが理想的なバランスです。

この人が適任者である理由

強い押しで契約を取るタイプの営業職の人も多いものの、この手法はしつこさ、強引さを見込み客に与えるリスクが高いため、住宅営業に向いてる人とは限りません。押すべきところでは押すことができるが、普段は相手の話をよく聞くタイプの方が優秀な成績を上げることも多く、強すぎない押しを得意としている人は住宅営業向きのタイプです。

住宅営業に向いてる人

この仕事に向いてる人のタイプ

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サポータータイプの人 [住宅営業に向いてる人1]

コーチングのタイプ分け診断の1つ、サポータータイプは自己主張が少なめで、相手に貢献することを得意としています。控えめと評される人が多く、積極的に会話を進めていくことは苦手ですが、聞き上手なため場にサポータータイプの人がいると、よい雰囲気が作られるわけです。

▼向いてる理由
住宅営業の仕事では、住宅が欲しいと思っているが同時に高額な買い物に不安を感じている見込み客の気持ちを察知し、寄り添うことが大事です。相手への貢献を得意としており、聞き上手なサポータータイプの人は、不安を抱えている見込み客に対して適切な言葉をかけられます。

おさむ編集員

サポータータイプの人は住宅営業の仕事に向いてる人ですが、契約を取るためには自己主張も必要です。ここぞという場面では押す必要もあるため、押すべき場面を見極めて前に出る勇気を持つことも大事です。

プロモータータイプの人 [住宅営業に向いてる人2]

プロモータータイプの人は明るく、感情表現豊かに話す傾向があります。また、話すスピードが速めで、理論的ではなく思うがままに話す傾向が強いのも大きな特徴です。

▼向いてる理由
住宅営業で契約を取るのは簡単ではなく、失敗を重ねて落ち込むというのが定番の挫折パターンです。プロモータータイプは、持ち前の明るさでつらい状況を乗り切れる可能性が高く、職場にプロモータータイプの人がいる場合、よくない雰囲気を打ち消してくれるため非常に頼りになります。

おさむ編集員

住宅営業の仕事に向いてる人であるプロモータータイプですが、明るく、かつ押しの強めな営業は評価が分かれやすく、不信感につながるケースも珍しくはありません。また、プロセスを軽視する傾向もあるので、長く活躍したいのであれば、一歩引いた視点を持ち、成功や失敗の要因を分析することも大事です。

アナライザータイプの人 [住宅営業に向いてる人3]

アナライザータイプの特徴として挙げられるのは、分析や数字を好む点です。何となくで行動することは基本的になく、集めた情報を分析した上で計画的に行動できる点は大きな魅力ですが、一方で突発的な事態が起こると慌てやすいという弱点も抱えています。

▼向いてる理由
住宅営業では様々なデータを元に行動を起こすため、論理的にデータに向き合えるアナライザータイプは住宅営業に向いてる人です。成功、失敗の要因を深く分析していけば、厳しい住宅営業の世界でも安定した成績を残すことが期待できます。

おさむ編集員

アナライザータイプの弱点は瞬発力で、特に仕事を始めたばかりだとうまく言葉が出てこないケースも珍しくはありません。経験を積んでいけば着実に成長していけるので、住宅営業の仕事は向いていないと早とちりしないようにしてください。

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住宅営業に必要な資格&スキル

資格・スキル

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スキル1「宅建士」

国家試験の宅建試験に合格することで名乗れる肩書きが、宅建士です。宅建士は土地や建物、用地の売買などの各種の不動産取引を行う際、不動産についてくわしくない一般消費者に対して、重要事項説明と呼ばれるくわしい説明を行えるようになる資格です。各種の不動産取引を行う企業は、従業員5名につき1名以上の宅建士を抱えておかないといけません。

▼能力を発揮できる場面
宅建士なしでも契約にこぎつけることはできるものの、営業職が宅建士を兼ねていれば、見込み客の疑問に対して適切に回答できます。

おさむ編集員

宅建士は住宅営業の成果に直接的に結びつく資格ではないものの、先に書いたように不動産取引を行う企業にとって宅建士は必須の存在です。営業職に宅建士の取得を求めている企業も多いため、住宅営業を志望するのであれば、まず宅建士の資格を取得するところから始めてみてください。

スキル2「FP技能士」

FP技能士は、国家試験のFP技能検定に合格することで取得できる資格です。ファイナンシャル・プランニングことFPは、相談者の資産に応じた貯蓄プランや投資プランを設計、提案することで、FP技能士の資格は保険会社や証券会社、そして不動産業界で高い需要があります。

▼能力を発揮できる場面
不動産売買や、それに伴う税金についての知識をFP技能士は有しており、住宅営業の場合、見込み客の住宅購入に伴うライフプランの提案を行えるのが魅力です。

おさむ編集員

住宅営業に必須の資格ではないものの、見込み客が抱える不安の上位に来るのがお金の問題なので、FP技能士の資格があれば、見込み客の不安を和らげる効果が期待できます。まずは実務経験の不要なFP技能士3級を取得し、続いてFP技能士の2級や1級、民間資格でFP技能士より上位とされているAFPやCFP取得を目指すのが定番のルートです。

スキル3「マネジメント能力」

マネジメント能力は、マネージャーなどの役職を持ち、部下をまとめる立場となった人にとって欠かせないスキルです。適切な目標を掲げる、部下のモチベーションを管理する、戦略を共有するなどの、チーム全体の成果を上げるために用いられる手法をマネジメント能力と呼びます。

▼能力を発揮できる場面
営業職全般がそうであるように、住宅営業の分野でも人材の入れ替わりが激しい傾向がありますが、だからこそマネジメント能力を発揮してチームで成績を伸ばせられれば、企業からの評価もより高まるわけです。

おさむ編集員

費用や納期などの、お施主様との打ち合わせの際に課題として挙がりやすい部分に対するノウハウを共有すれば、より一層の成果が期待できます。また、部下の性格や適性などにあわせた戦略を立てることも重要で、個性を活かす臨機応変な対応が上司には求められます。

住宅営業に向いていない人

この仕事に向いていない人

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コミュ障な人 [住宅営業に向いていない人1]

【①このタイプはどんな人かを説明】
コミュ障とは、コミュニケーション能力に難がある状態を指しており、人見知りで他人と話すことを苦手としている、他人との距離感がつかめず空気が読めない発言をしてしまうなどが代表的な例です。

▼不向きな理由
営業職は見込み客と良好な関係を築いて契約を取る仕事なので、コミュニケーション能力に難がある人は住宅営業の仕事に向いていない人です。

ななか編集員

対人関係が不要な仕事はほとんどないため、コミュ障の人は働きづらさを感じやすいものの、研究職や翻訳業など、他人との関わりが少なめな仕事であれば比較的向いています。

大雑把な人 [住宅営業に向いていない人2]

行動が全体的に雑で、細かいところに注意を向けられない人を表す言葉が大雑把です。

▼不向きな理由
高額な商品を扱う住宅営業では、見込み客の感情を読み取りつつ丁寧に接する必要があるので、注意力不足の傾向がある大雑把な人は住宅営業の仕事には向いていない人です。

ななか編集員

大雑把な人は人間関係でもいい加減な部分が出やすいものの、一方で大らかさなどの魅力も十分にありますし、コミュニケーション力が劣るわけではありません。細かいところまで目を光らせないといけない高級志向なお店で働くのは難しいものの、一般的な飲食店などの接客業全般は大雑把な人に向いています。

メンタルが弱い人 [住宅営業に向いていない人3]

メンタルが弱い人はストレスの影響を受けやすく、ちょっとした会話で傷ついたり、失敗を引きずったりします。失敗を恐れるため完璧主義、消極的な傾向も強く、実力は十分でもメンタルの影響で仕事がうまくいきにくい性格です。

▼不向きな理由
住宅営業に限らず、営業職は失敗が当たり前の世界なので、落ち込みやすいメンタルが弱い人は営業職には向いていない人です。

ななか編集員

メンタルが弱い人は、自宅でフリーランスのプログラマーやデザイナーとして働いたり、ノルマのない事務職で働いたりすると、ストレスの悪影響をある程度抑えられます。

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住宅営業のやりがい

この仕事のやりがい

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お施主さんの夢を叶えられる [住宅営業のやりがい1]

家を建てることは、人生の中でも特に大きなイベントです。お施主さんの中には理想とする自宅が存在しており、それを実現させようと建設業者やハウスメーカーに相談するわけです。住宅営業の立場からお施主さんと関わり、そして最終的に契約を取ることは、お施主さんの一世一代の夢を実現させることに他なりません。お施主さん、そしてその家族が満足して暮らせる家を実現させることは、住宅営業として働く人にとって何よりのやりがいです。

おさむ編集員

住宅営業には高給を目指せるなどのメリットもありますが、お施主さんの夢を手伝うという意識を持ち続けることが大事です。自分自身のために仕事をするという意識が強いと言葉から真実味が薄れ、結果的に仕事もうまくいきにくくなるので、成功している時こそ気を引き締めるようにしてください。

自分の仕事が形として残る [住宅営業のやりがい2]

工場勤めの人が、自分が関わった商品が店頭で販売されているのを見た時に達成感を覚えるように、自分の仕事が形として残るところを目にすれば、やりがいを感じられます。住宅営業で契約を取り、顧客の望む住宅を形にした場合の精神的な満足度は相当なものです。しかも、住宅営業で扱う商品は何十年も形として残る可能性が高く、最高の仕事をしたという誇らしさを感じられます。

おさむ編集員

契約を取り、立派な住宅が作られればやりがいを感じられますが、住宅営業の役目は立派な住宅を作ることではなく、顧客の夢を実現させるためのサポートです。営業側が立派な住宅を建てることを目的にしてしまうと、顧客が望まないものを押し付けてしまい、不信感を持たれる恐れもあるので、本来の役目を忘れないよう常に意識してください。

歩合により高給を目指しやすい [住宅営業のやりがい3]

他の営業職と同様に、住宅営業でも歩合制はよく採用されています。売上の5%、7%といった感じにパーセンテージで歩合給が決められるケースが多く、契約を取れれば高給を目指すことも夢ではありません。住宅営業では非常に大きなお金が動くため、パーセンテージの割合が少なめであっても、十分な収入になります。

おさむ編集員

契約を取れればやりがいを感じられる上に十分な収入を得られ、モチベーションも高まるというよい流れが生まれますが、よい流れの時ほど努力を怠らないよう注意が必要です。住宅営業に限った話ではありませんが、仕事を続けていればいずれ、調子を落とす時期は来ます。調子のよい時期にサボったり、仕事で手を抜いたりすると、調子が悪くなった時の立て直しに苦労するので、成功している時こそ地道な努力を続けたいところです。

住宅営業が「きつい」理由

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ノルマに対する縛りがきつい [住宅営業がきつい理由1]

住宅営業のきつさの原因は複数ありますが、その中でも特にきついと感じやすいのがノルマの存在です。とてつもなく高額な住宅を気軽に購入するなんてことはまずあり得ず、見込み客はできる限りじっくりと検討しようとするので、優秀な社員であっても次々と契約を取るのは極めて困難です。

その分、住宅営業でノルマとして設定される棟数は少なめではあるものの、それでも簡単に契約を取れるものではない以上、ノルマに苦しめられる人も出てきます。

ノルマを達成できない場合、上司から相当なプレッシャーをかけられることが多いため、退社の道を選ぶ人も珍しくはありません。結果を出せれば高給が期待できる反面、結果を出せなければ給料面の期待もできない上にプレッシャーに苦しめられるという厳しい状況に立たされます。

社内外の調整が高頻度できつい [住宅営業がきつい理由2]

営業職として働く上で避けられないのが、社内と社外の日程調整です。住宅営業も例外ではなく、見込み客との打ち合わせ日程の調整、上司などに同行してもらう際の日程の調整を頻繁に行う必要があります。急用などの理由で見込み客から日程変更をお願いされることも多く、様々な案件を同時進行している場合は打ち合わせの日程を決めるだけでも大変なため、日程調整にうんざりしてしまうわけです。

日程調整に時間を取られるときついと感じるだけでなく、仕事の効率も落ちますが、工夫次第である程度は改善可能です。日程調整ツールを使用して、空いている時間を一目で分かるようにするのが効率的ですが、それでも多数の日程調整を行う必要がある以上、つらさを完全に解消できるわけではありません。

基本・土日祝日は休めない [住宅営業がきつい理由3]

営業職のうち土日祝日が休みなのは、法人向けサービスに特化しているところくらいです。住宅営業のように、一般消費者をターゲットとしている場合、土日祝日に休むことはほぼ期待できません。一般消費者の多くは平日に働き、土日祝日に時間的な余裕があるので、必然的に住宅営業の仕事は土日祝日に集中します。もちろん、休みが皆無というわけではありませんが、住宅営業の世界では平日に交代制で休みを取るシステムが一般的です。

土日祝日に友人と遊びたい、週末に家族とゆったりと過ごしたいというような希望は、住宅営業の仕事を続けるのであれば基本的には叶わないため、きついと感じることがあります。住宅営業として働きたいと希望するのであれば、土日祝日に休めないことを承知の上で転職活動を進めてください。

住宅営業の求人が多い業種

この仕事の求人が多い業界

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ハウスメーカー [住宅営業の求人が多い業種1]

設計、施工管理や事務など、ハウスメーカーは幅広く人材を求めており、住宅営業の求人数も多めです。

▼求人が多い理由

ハウスメーカーは全国的な知名度を誇るところが多いものの、それでも営業担当者が見込み客と交渉し契約をまとめる形が基本なため、常に住宅営業の人材が求められています。

おさむ編集員

業界の平均と比べると、ハウスメーカーの住宅営業の年収は高めですが、その分だけ仕事の質も求められるので、マーケティング能力、企画力などのビジネス関連の総合的なスキルアップが欠かせません。

工務店 [住宅営業の求人が多い業種2]

住宅販売を手掛けている建設会社のうち、地域密着型のところは工務店と呼ばれます。企業の規模はそれぞれ異なりますが、いずれにしても工務店業界では営業職の求人が多いため、住宅営業を志望しているのであれば選択肢は豊富です。

▼求人が多い理由
モデルハウスや住宅展示場のない工務店も多いため、飛び込み営業などの方法で売上に貢献してくれる優秀な営業職が工務店では求められています。

おさむ編集員

地域密着型の工務店は、大手ハウスメーカーと比較すると知名度の面で劣る傾向があるため、自社の魅力をしっかりアピールすることが大事です。

設計事務所 [住宅営業の求人が多い業種3]

設計事務所は、建築家が所属している事務所のことを指します。規模の大きさはそれぞれ異なりますが、いずれにしても設計事務所は施工管理と営業職の人材が不足しやすく、住宅営業の求人が多いのが特徴です。

▼求人が多い理由
設計事務所では飛び込み営業、セミナーや交流会の開催などの多様な営業手法が使われるため、様々なスキルを持つ人材が求められています。

おさむ編集員

ハウスメーカーや工務店とは営業職の毛色もやや異なり、攻めの姿勢が求められるため、積極性のある人向きな業界です。

住宅営業の年収を紹介

この仕事の年収を紹介

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平均年収/中央値

住宅営業の平均年収は約400万円ですが、中央値はもっと上です。一部の人は平均年収よりも相当に多く稼いでいるものの、平均年収の400万円前後、あるいはそれ以下の収入の人が多いため、平均年収はそこまで高くはありません。

年齢別(20代/30代/40代/50代)

住宅営業の年収は20代前半だと400万円前後ですが、30歳頃には450万円前後、40歳頃には500万円前後にまで上がります。仕事に慣れない若い頃は年収も少なめなものの、経験を積むとどんどん年収が上がっていくのが大きな特徴です。

役職別(一般/主任/係長/課長/部長/役員など)

住宅営業の仕事は新卒組であろうと転職組であろうと、契約を取れるかどうかで年収が大きく変わりますが、安定して結果を出す人は係長や課長といった役職に抜擢されやすく、役職手当による年収アップが期待できます。

役職手当は法律により定められている手当ではないので一定ではないものの、相場からの推測はある程度可能です。業界によって相場は異なりますが、不動産業界では係長の役職手当は3万円前後、課長の役職手当は10万円前後のことが多く、係長だと年に36万円ほど、課長だと年に120万円ほどの年収アップが期待できます。

住宅営業の仕事に就くメリット

メリット

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メリット1:資格取得支援が受けられる

営業職は資格が必須ではない場合も多いものの、住宅営業に関しては専門的な知識が求められるため、資格を取得しておけば仕事で役立ちます。住宅販売を手掛けており、かつ資格取得支援制度を採用している企業は多いため、働きながら資格取得を目指せるのは大きな魅力です。

従業員の資格取得支援制度を採用している企業には向上心のある社員が集まる傾向があるため、働くことで自分自身をより高めたい人には資格取得支援制度のあるところが向いています。

ななか編集員

資格を取得することには発言の説得力を高める、自信がつくなどのメリットがありますが、コミュニケーション力に直接影響するわけではありません。信頼を獲得するためにはどうすればよいのかを考え、自分なりに試行錯誤することも資格取得と同じくらい大事です。

メリット2:有名企業でも内定をもらいやすい

基本的に有名企業から内定をもらうことは難しく、求人があったとしても相当に倍率が高いのが普通です。しかし、住宅販売を手掛けている企業の営業職は、仕事がきつめなため人材の入れ替わりが激しく、有名企業であっても慢性的に人材不足の傾向があるため内定をもらいやすいわけです。

有名企業で働くには高学歴でないと厳しいものの、住宅営業に限っては学歴や職歴がさほど問われません。学歴や職歴に不安を抱えている人でも十分にチャンスがあるので、住宅営業で一発逆転を狙ってみるのも手です。

ななか編集員

住宅営業は辞めてしまう人の多い厳しい世界ではありますが、自分に営業職は向いていないと思っている人に限って意外と営業職の適性があったりすることも多いので、先入観で住宅営業の選択肢を外さないようにするとよいでしょう。

メリット3:高単価商材なので歩合も大きい

営業職の魅力として、歩合給により稼ぎやすい点が挙げられます。住宅営業の場合、扱っている住宅は極めて高単価なので、1件の契約により得られる歩合給は相当なものです。その分、契約をまとめるのは難しいものの、難易度の高さに見合うだけの見返りが期待できます。

実力不足などの理由で契約を取れないと収入は上がりにくいものの、十分に契約を取れるのであれば高収入を実現可能です。収入が増えればモチベーションも上がり、積極的に仕事に取り組めるため、よい流れが生まれます。

ななか編集員

歩合給のシステムは夢があるものの、結果を出せなければ収入が減るという不安感からプレッシャーを感じやすく、常に気を張った状態になりがちです。そのため、オフの日には仕事を完全に忘れて楽しんだり、ゆっくりしたりすることも大事です。

住宅営業の仕事に就くデメリット

デメリット

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デメリット1:朝から晩まで動きっぱなし

住宅営業の仕事のデメリットとして時間に追われやすく、とにかく動いている時間が長い点が挙げられます。全員が全員、常に時間に追われているわけではないものの、ノルマを達成できなければプレッシャーがかかる以上、場合によっては出社してから退社するまでずっと動きっぱなしということも起こり得るのが実情です。

朝から晩まで動きっぱなしという事態は避けられたとしても、体力勝負な面があるのは変わらないため、体力に自信がなかったり、疲れやすかったりする人は相当にきつく感じる恐れがあります。

おさむ編集員

時間に追われやすい点はデメリットですが、同時に時間の効率化を意識するチャンスでもあるので、動くことを最小限に抑えるためのアイデアを常に模索しておきたいところです。

デメリット2:対人ストレスが絶えない

住宅営業の仕事で避けられないのが、対人関係のストレスです。顧客からクレームが入る、上司から厳しい言葉を投げかけられるなど、住宅営業の仕事には対人関係のストレスを感じる場面が多く存在します。

ストレス耐性には個人差がありますが、他人からどう思われるかを気にする人や、感受性が強い人はストレスに過敏に反応しやすく、住宅営業の仕事を続けるうちに相当にストレスを溜め込む恐れがあるので注意が必要です。

おさむ編集員

対人関係のストレスが溜まるきっかけとして挙げられるのが、相手が自分の期待する行動、言動をしてくれず期待を裏切られたと感じることです。過剰に相手に期待してしまうとストレスが溜まるだけなので、他人は思い通りには動いてくれないものだと捉えれば、多少はストレスの悪影響を減らせます。

デメリット3:プライベートの予定を組みにくい

住宅営業の仕事の忙しさがピークに達するのは週末や祝日のため、基本的に週末や祝日に休むことはできません。また、ノルマに追われている場合は休日を返上して働かざるを得ないケースも多く、いつ休めるかが流動的になりがちです。このような理由でプライベートの予定を組みにくく、気分転換がしにくいことは、住宅営業の仕事に対する不満につながります。

仕事での成功よりも、プライベートを充実させることの方が重要だと考えている人の場合、友人とのスケジュールを合わせにくく、かつ休みも流動的になりがちな住宅営業の仕事をつらく感じるのが普通です。

おさむ編集員

プライベートの予定の組みにくさは住宅営業の仕事を続ける限り避けられませんが、成果が安定してくると無駄な残業は防げるので、仕事で成果を出すことに意識を向けたいところです。

住宅営業の仕事に就く方法

この仕事に転職する方法

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方法1:転職サイトの公開求人から探す

各種転職サイトでは、企業名や待遇などの情報が記載されている公開求人をチェックできます。すでに転職サイトに登録しているのであれば、求人の内容をチェックするところから始めてください。

効率よく求人情報を探したいのであれば、各種転職サイトの求人情報をまとめてチェックできる求人検索エンジンを利用するのも手です。いずれにしても、住宅営業の仕事は公開求人として各種転職サイトで募集されているため、多くの選択肢の中からよい条件のところを選ぶことができます。

方法2:転職エージェントに非公開求人を紹介してもらう

転職サイトが自ら求人を探すシステムなのに対し、転職エージェントではキャリアコンサルタントなどの転職支援のプロが、利用者に最適な求人を紹介してくれます。手厚いサポートが期待できるのが転職エージェントの魅力ですが、もう1つの魅力として挙げられるのが非公開求人の存在です。

非公開求人は、公開求人とは違って求人検索では見つけられない求人で、待遇などの条件のよいものが揃っています。住宅営業志望で、よい条件で転職したいのであれば、転職エージェントで非公開求人を紹介してもらうのも手です。

方法3:知人や友人の紹介をもらう

誰にでもできるわけではないものの、住宅営業を手掛けている企業に知人や友人が勤めていたり、何らかのコネがあったりするのであれば、紹介してもらう方法もあります。

知人や友人の紹介、コネによる転職に関してよいイメージがない人もいるかもしれませんが、採用されやすい、あらかじめ職場の雰囲気を知ることができるなどメリットも多く、有用な手です。

一方で、知人や友人の紹介、コネによる入社の場合は、紹介してくれた人への申し訳なさから辞めにくくなるというデメリットがあるのも事実です。

今後へ向けてのアドバイス

今後へ向けてのアドバイス

住宅営業は、他の各種営業とはまた異なる難しさがあります。高い買い物だからこそ、見込み客に心の底から納得してもらうのは難しく、法律や金融関係の専門的な知識もフル活用しなければいけません。

今後、住宅営業の仕事を始めるのであれば、画一的な対応に頼りすぎないよう注意してください。コミュニケーションに関してはマニュアル化できる部分もありますが、見込み客の好きなこと、嫌いなこと、趣味などはそれぞれ異なるので、誰に対しても同じような対応をしていては、信頼を得るのは困難です。

住宅営業は向いてる人、向いていない人がはっきり分かれる世界ですが、向上心を持って仕事に取り組むこと、創意工夫を怠らないことを意識すれば、大幅な成長が期待できます。

「住宅営業の仕事」に関するよくある質問

よくある質問
住宅営業に向いてる人は?

タイプ別では、「サポータータイプの人」「プロモータータイプの人」「アナライザータイプの人」の3タイプに当てはまる人が、特に住宅営業の仕事をする人物として向いてる人です。

住宅営業には向いてない人は?

住宅営業に不向きなのは「コミュ障な人/大雑把な人/メンタルが弱い人」の3タイプです。住宅業界は、私たちの一世一代の買い物である住居に関わる商材を扱うため、このような性格タイプの人には向いていません。

住宅営業のやりがいとは?

住宅営業の仕事をする人が“仕事のやりがい”として挙げることは、「お施主さんの夢を叶えられる」「自分の仕事が形として残る」「歩合により高給を目指しやすい」の3つが代表的です。

住宅営業は何がきついの?

住宅営業の場合、きついと感じるのは次の3つの場面であると言われています。①ノルマに対する縛りがきつい、②社内外の調整が高頻度できつい、③基本・土日祝日は休めない、このような順番になっています。

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ななか編集員

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F.Osamu外部編集員
中堅人材紹介会社の経営者。 既婚、子供2人、転職回数:5回、年収1,200万円、資格:なし。自己分析が腑に落ち、強みを発揮するコトに注力して道が拓けたタイプです。仕事以外では、適職発見同好会の立上げメンバーとして、転職者向けメディア「向いてる仕事.com」の運営を経験。転活ラボの外部編集員として活動中。