転職に学歴は関係ある!?ない!?いつから必要なのかをまとめて紹介

転職に学歴は関係あるの?

転職に学歴は本当に関係あるのか

日本企業の特徴に春先の新卒一括採用があります。新卒採用は、卒業と同時に入社させる採用手法で一斉に求人をかけて選考試験を経て入社者を決定する方法です。色んな企業が優秀な人を取りたいという思惑があり、新卒は学歴が重視されがちな傾向があります。

一方、転職と新卒では採用の時、何を採用基準にしているのかいうと新卒は学歴重視、中途採用の転職では即戦力です。仮に高い学歴を履歴書に書いても、その人が活躍できるかの保証にはなりません。雇われた場所で、自分の持ってるスキルや経験をもとに、どう活躍できるのかをアピールするのが採用されるポイントです。

転職時の学歴はいつから必要

スキルや経験を身につけた上で転職をする時、最も重要なことは職歴であり、自分がいったい転職先の企業で何ができるか、どう社会に貢献できるかが重要なポイントです。転職する時に学歴がいつから必要なのかと言うと、職種によっては変わってきますが中卒ならば競争率の高い営業職であったり力仕事の現場系がおすすめです。

学歴が高卒の場合を言うと、大卒よりも早くに仕事をしている為、職歴が長く転職の時は評価される傾向にあります。職種は高いスキルが必要なIT業界や人手が足りない外食業界や介護業界、製造業などが挙げられます。

大卒の場合は、大卒でなければならない職種が存在します。具体的には、専門的な知識と学力が必要となる研究職や開発職や、いずれは経営幹部につけるように総合職のようなポジションがあります。学歴では差が大きく違ってきますが、転職は人生を左右する大きな舵取りです。自分にあった仕事を見つけて転職をするのもいいのではないでしょうか。

転職をする時に学歴が必要とされる職種

新卒と転職は採用の目的が大きく違い、新卒の場合は共通性を意識した大量募集に対して転職の中途採用は即戦力となるような人材を求めていることから大量募集はされていません。この違いからわかる転職する時に学歴が必要とされる職種を見ていきましょう。

誰もが知る大手企業、総合商社や金融機関、コンサルタント会社、各省庁関係は、毎年の春ぐらいに新卒の一括採用があり、学歴を持つ相当数の方が受験をします。転職においても同様で、名だたる企業には多くの転職者が受験することが予想されます。

転職には学歴が必要というより新卒と中途採用の足切りとして、学歴により選択をされる可能性はあります。転職には学歴よりも職歴が必要で、その会社で即戦力となる働きが求められます。

まとめると転職する時に学歴が必要とされている職種のトップは金融関連の専門職です。投資銀行の業務やアナリストは分析や的確な判断が必要となってくるので大卒以上の学歴が重要視されます。その他に、不動産系や医療系も続いて学歴は必要で質の高い思考能力で問題を解決する力が必要とされています。

転職をする時に学歴が必要とされない職種

職種によって学歴が一番って言われる職種もあれば、学歴は必要ないって言われる職種もあります。その職種の多くは、個人のセンスやコミニケーション能力が必要って言われています。転職をする時に学歴が必要とされない職種を見ていきましょう。

学歴が必要でない職種の多くは、人員が不足している傾向にあります。営業や接客やサービス業の多くは学歴はあまり関係ありません。アパレル業界や飲食業界、イベント業界は人材派遣で人を派遣される事が多いことから学歴は重要とされていません。

自身のセンスや才能で転職を考える時も、学歴は重要視されません。自分の持ってる技術的な知識やノウハウを採用する側に上手く伝えることができれば、あとは企業の判断だけです。履歴書においても学歴を並べるのでなく、自分が習得している知識と経験と技術、また自分がつくった作品などをアピールをすることで、自分のできることを表現していきましょう。

ここまで紹介した業界へ転職を考えているのであれば、学歴の有無など考えずに、徹底的に自分自身を振り返りアピールポイントを探して行動していきましょう。

学歴に捉われず転職を成功させるポイント

転職をする上で「どうやって転職活動をするの?」「ぴったりの仕事にどうやって出会うの?」のような悩みを抱えている人は世の中に沢山の人がいます。転職をするには、人それぞれ悩みは違ってきますが、転職サイトの口コミやレポートはあくまでの参考にするのがおすすめです。

転職の成功に導く為の方法というと、まずは自分の転職する理由を明確にして自分に適した転職サイトや転職エージェントを選ぶことが重要です。

転職サイトや転職エージェントが決まれば、転職を成功させるポイントを見ていきましょう。

資格をとってからチャレンジ

転職をする時は「何か自分の武器をもって採用試験に臨みたい」という人が大半です。背伸びをする訳ではありませんが、転職時に新たなチャレンジをするのにはベストなタイミングかもしれません。新たな資格を取得するには、どんな仕事に就職をしたいのかを考えたり、希望の職種に必要な資格を取得するのがおすすめです。

ハローワークでは就職支援の一環として資格取得のサポートをしています。就職支援で設ける一定の条件をクリアすると補助金をもらいながら勉強することができます。資格取得に対して補助を受け取れる教育訓練給付制度、条件が合えばメリットはあるので資格を取得したい人はチャレンジしてみましょう。

実践で経験を積んでからチャレンジ

ハローワークでは資格の取得だけでなく求職者支援訓練で求職者がスキルアップして就職できるような支援活動をしています。就職したいけど、この職種は自分にあってるのか、就職してから本当に働けるのかを確認することができます。自分が何を得意なのか?何をしたいのか?を確認するのにも役立つ求職者支援訓練です。

この求職者支援訓練は求職者に対しての訓練なので、働く意思のない方には受講できないので要注意です。対象者はどんな人が当てはまるかと言いますと、退職後に仕事がなかなか決まらない人やパートやアルバイトで仕事をしていた、学生だったので雇用保険が受けられない人が対象となります。

求職者支援訓練は無料ですが、教材費の一部負担はあります。期間は3ヶ月から6ヶ月で各カルキュラムで進められ、就職に必要な訓練も中には含まれています。補助金をもらいながら勉強もできるので、積極的な利用をおすすめします。

派遣社員や契約社員からのステップアップ

転職をする時ですが、派遣社員や契約社員として自身のキャリアをスタートさせるのもひとつの転職方法です。派遣社員から契約社員、契約社員から正社員へと昇進され色んな業界でステップアップして正社員になって働く人は多くいらっしゃいます。

派遣社員から正社員になる場合ですが、紹介予定派遣といった制度があります。この制度は派遣期間(最長6ヶ月)は派遣社員で働いて、両方に合意があれば正社員になれるシステムです。派遣で働くことから企業に仕事内容が認められ未経験でも希望の仕事につけます。

派遣社員から正社員、契約社員から正社員の採用は企業や個人にとってもメリットが多くあります。給料や休日、勤務地や職場環境は雇用された時に左右される条件ですので自分自身にとって最高な条件となるように転職はきちんと確認して進めましょう。

転職は学歴が応募条件を満たない場合でも挑戦

求人情報の応募条件には、大企業は「大卒以上」などの条件を定めている所が多い傾向になります。この応募条件ですが、高卒でも大丈夫なのかと言いますと応募はできますが書類選考で不採用となることが多いです。ただ絶対に不採用になるかというとそうではありません。専門知識や技術が有する職種では学歴よりも経験を重視してるので採用されるチャンスは存在します。

応募資格を超えて書類選考を突破するには一工夫が必要です。採用担当者に興味をもってもらう為には応募書類でしっかり自分のもってるスキルや経験をわかりやすく記載する必要があります。誰が見てもわかるようにリアル性を出すと相手にも伝わりやすいです。

挑戦する上で一番何が重要かというと、自分のやってきたことや身に着けてきたことを自信もって挑戦する意気込みが非常に大切です。あと必要なのは転職の準備、自分の棚卸しをしっかりしてアピールできる準備をしてから挑戦するようにしましょう。

学歴は転職には必要ない!自信をもってトライしよう

転職市場では、すぐ戦力となってくれる人を求めています。数字(利益)をあげてくれる人、素晴らしい企画立案をしてくれる人、業務改善を行ってくれる人が企業には必要です。転職する際には応募条件で学歴や職歴とか記載はされていますが、自分がこれだと思った仕事には自信をもってトライをしてみましょう。

ABOUT US
けんた
職業紹介会社(東証マザーズ上場)にて6年間勤務。WEBマーケティング職を経て、転職エージェントサービス立上げ、リサーチャー、キャリアアドバイザーなど多くの職種を経験。転職経験も豊富な現会社役員。