その企業研究は大丈夫ですか?

イノセル株式会社を取材&企業研究/営業を面白くする転職エージェント

イノセル株式会社 内野社長
[社名]イノセル株式会社 [本社所在地]〒102-0074 東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階 KSフロア  [業界] コンサルティング [設立]平成29年12月 [代表者]代表取締役 内野 久 [資本金]500万円 [年商]― [従業員数]8名
「イノセル」の研究概要

「営業を面白くする」をミッションに掲げる、人材紹介業のベンチャー企業、イノセル株式会社 代表取締役 内野久さんを取材。インタビュアーは、転活ラボの副編集長 半貫が担当。形式張った企業研究ではなく、会社の人となりについて深掘りすることで、中の人しか知らないような「ポロリ」情報をゲットできるよう、積極的に仕掛けてきました。

本質主義の転職支援がしたいという、転職エージェントの方は、採用に関する情報もありますので最後までご覧ください。

イノセル株式会社の社長さん!<略歴>

代表取締役 内野 久

[出身]長崎県諫早市 [生年月日]1977年6月13日生まれ [資格]国家資格・キャリアコンサルタント/PHP研究所認定・ビジネスコーチ/職業紹介責任者/WEBライター検定1級。

編集者として出版社に入社するも倒産を経験。フリーターとなり、求人広告に書いてあった「英会話教室で外国人の架け橋になりませんか」を信じて応募、一般事務のつもりが実際はゴリゴリの教材営業でした。

はじめは戸惑いましたが、営業職に出会ったことによって自分の人生が非常に良くなったと思っています。その後、リクルートの代理店に入って、そこで元リクルートの上司の人と営業を直接学ぶ機会があり、その人の営業スタンスが非常に本質的でした。

その後、株式会社ジェイック(現・東証マザー部上場)の創業期に入社。営業系に特化したキャリアコンサルタント兼営業を7年経験し、人材紹介事業部の事業部長に就任。その後、新卒紹介事業の立ち上げを行い3名のスタッフから25名の部門へ成長。最終職位は執行役員。

現在に至る。

半貫副編集長

◎インタビュアー紹介
株式会社アクシアカンパニー: 半貫 伸孝 / 副編集長
ズタボロ学歴からIT/WEB、製造、職業紹介業など社会で教育を受けて蘇生。今回取材した「イノセル株式会社 代表取締役 内野さん」とは、前職で上司・部下(私)の関係ですが、取材なので忖度は全くナシ。

イノセルとは?

イノセル株式会社について
半貫副編集長

早速ですが、社名になっている「イノセル」って、どんな意味なんですか?

内野社長

イノセルとは、”Innovation sales” という自社の創業コンセプトから生まれた造語。会社として掲げる「ミッション=”営業を面白くする”」とは非常に関連性が深くなるよう名付けました。

半貫副編集長

内野社長のモットーを教えてください。

内野社長

『つまらないものを面白くする』というのが僕のモットーです。

半貫副編集長

”つまらない” というのは、人によって “何がつまらないかが違うと想うのですが・・・”。仰られているのは、例えばどのようなことなのですか。

内野社長

例えばですが、僕も過去を振り返ったとき、広告代理店の営業をしていたときに、普通の活動はテレアポをして、アポを何件とって、そのうちどのくらいを受注というものでした。

これは、(営業という仕事では)当たり前の活動ですが、もっと面白いことができないかと思って、既に使っているお客さんを集めて、飲み会を開きました。

社長10人くらいの飲み会を開いて、そこで事前に、当時の自分たちの会社を使ってくださっている人、3人くらいに「少しプロモーションをお願いします!」という感じで、飲み会をしながら、その良さをめちゃくちゃ語ってもらう企画。

ここで一気に3社の新規受注を実現したんですよ。

半貫副編集長

それは確かに、楽しくなりそうですね。

内野社長

そのような自分の過去の、「もっとこれを工夫したら面白くなる」とか、そのようなことをいろいろな人生の場面において工夫しています。

(私自身)それが楽しいと思うタイプなので、どちらかというと、そのつまらないものは何かというのは自分の主観で、これはもう少しこうしたら面白いというのが自分のエネルギーなのです。

なので、そういうことをもっと世の中に広めていけたらいいなという感じです。だから、『営業を面白くする』をミッションに掲げています。

半貫副編集長

なんか、内野さんイキイキしていますね!会社の中もきっと、楽しいんでしょうね。(楽しめるってマジで重要な要素!)

内野社長

そうです。僕が楽しいです。社員は分かりませんが・・・(笑)でも、みんなも楽しいと信じたいのです。

<面白い会社!で終わらせないため、真面目な質問を開始。>

イノセルは何をしている会社ですか?<主力事業>

イノセル株式会社のサービス(事業)
半貫副編集長

ホームページはよくチェックしたんですけど、今、主力の事業はなんでしょうか。

内野社長

今はもう、ほとんどが営業職に特化したヘッドハンティングと人材紹介です。

半貫副編集長

利用者は何歳くらいで、どんな人達なんですか?

内野社長

ご利用いただいているのは、27歳~35歳くらいまでの営業職経験者の方が『8割程度』です。

半貫副編集長

ある程度の実績を上げられている方が中心なのですか?

内野社長

そうです。今はそうなっています。

半貫副編集長

トップセールス候補のような方ですか。
(ひょっとして・・・昔、やりたがっていた紹介を実現している?と思い出したことがあり、正気に戻ってきいてみる)

内野社長

そうです。
(将来は、活躍する営業マンがもつ因子を特定したい。)

半貫副編集長

その営業経験者の方を、どんな企業に紹介しているんですか?

内野社長

紹介先も結構、明確に決めています!

成長企業が多いのですが、まずは上場企業(一部上場企業あり)です。あとは、上場を目指している会社が非常に多いです。やはり経営者の人たちが、もっと成長させたいと思っている会社が9割くらいです。

社員が辞めてしまったから、1人2人欠員補充するという会社は非常に少なくて、計画的に営業職を採用、『今年は何人をどの部署の、どのポジションで採用するか』といった採用計画がしっかりしている会社ばかりです。

半貫副編集長

そうすると、はじめの転職者リサーチの段階がかなり大変じゃないですか。

内野社長

そうです。
世の中に売れている人(営業マン)はそれほど多くないので、ほとんど全部の主要な求人媒体と提携しています。

そして、僕の営業の経験が長いのと、前職でもやはり営業のマッチング、人材紹介をずっとしていたので、このキャリアの人たちはこのような企業に行きたがるというのが何となく分かります。

ですので、それをスカウトメールなどに全部、タイプ別に作っていて、この業界のトップセールスの人はこの業界に行きたがる傾向があるという案件をある程度整理していて、そのおかげでレスポンス率が非常に高いです。

半貫副編集長

すごい!イノセルの支援と、採用企業群にマッチする可能性が高い人を集める『仕組み化』が出来ているんですね。

内野社長

気付いていただき、ありがとうございます。
ですから、結果的に、月に70人くらいしか会いません。最終的に転職支援をさせていただくの人数は更に少なくなります。一人のコンサルタント当たり月5人程度。5人の人に、密に転職支援しようとしています。そうじゃないと本質的に良い支援は難しいと考えています。

ここがポイント!
人材紹介業では、1コンサルタント当たり「月50~60人程度」を支援する会社が少なくない。その中から、2~5%が紹介に結びつくというのが業界内での理論値。その分、転職者側の負担も大きくなってしまうデメリットがあるが、イノセルは自社から特定の転職者にアプローチすることで、双方の負担を減らすことに成功している。

要するに、こんな営業職特化の転職エージェントってこと

イノセルの転職エージェントサービス
(図:イノセル公式ホームページより)

単純に、転職者と採用企業の縁を結ぶ人材紹介ではなく、27歳から35歳くらいまでの営業経験者の利用が8割もあるため、『トップセールス候補者』を目指す人、既に前職でトップセールスで賞を受賞した経歴の持ち主の転職を支援している。

イノセルは、転職者にワクワクしてもらうことが出来る非公開求人を常に保有している。その多くは、過去~現在までに人材紹介実績がある企業の社長や管理者・人事担当者からの『口コミ(紹介)』で成り立っている。一般的には、同業者や競合他社に転職エージェントを紹介するだなんてことは考えにくいが、このことから、イノセルが獲得している信頼の高さがうかがえる。

営業職特化型採用コンサルティング
人材紹介/転職エージェント

上昇志向が強い営業経験者が利用している転職エージェントサービス(転職者は無料)。口コミによる紹介が多く、情熱を持って対応してくれる、コンサルタントが在籍しており一見の価値あり!

イノセル株式会社

(採用担当者の方も上のボタンからどうぞ)


イノセルのコンサルタントはどうなのか<社員教育面>

編集部の質問に困る社長
元部下の副編集長に警戒する様子。

これから、イノセルで働こうか考えている方、イノセルのサービスを利用しようか検討している方は、イノセルの現職のコンサルタントについて気になるでしょう。

そこで、今回は、一部を抜粋しながら、インタビューを通して分かったことを「主に社員教育面について」紹介します。

特に社内教育は、人材紹介業という面談/営業の連続が多い業界では、なかなか行き届いた制度や考えをもたないまま営業している会社が多いのが実情なので、イノセルでは、どのようにして取り組んでいるのか聞いてみました。

半貫副編集長

相手にしている転職者が営業経験者のということは、経験業界は様々、たくさんの組織の上から下まで、コミュニケーションをとる経験が豊富な転職者ということですよね。

そうなると、イノセルの営業/キャリアアドバイザー側も、かなりの知識やスキルが必要になるかと想います。(このビジネスは特に信頼関係が大切なはず)

社員の方への教育や成長のサポートはどうされていますか?

内野社長

僕は、毎週金曜日に自分の、例えば営業のマッチングノウハウのようなところの勉強会を1回1時間半くらいとってしています。

それが1個と、最近はeラーニングのシステムを導入していて、動画で学べるよう仕組み化しているのです。

動画で、このようなスタンスで面談をしましょうとか、このような順番で面談しましょうとか、このようなことを受講した、受講していないといった学習段階を自己管理できるというツールを入れて、これを試験にしています。

これから、この試験レベルを作るのですが、この試験レベルが高くなっていくと、このような人たちを相手にしましょうか、私たちの介在価値が高い人達の転職支援に注力しやすい状況となります。

やはりどうしても年収が700~800万の人と話すとなると、未経験の人が話すというのは少し失礼だと思うので、この辺の経験やスキル、知恵、知識などを一定数レベルが上がった人に対応してもらうというカリキュラムを今、作っています。

当社では、無理なマッチングはせず、採用企業様も独自の基準で選ばせていただいています。転職者様と採用企業様の双方が、納得のいくかたちで、ご縁が紡げるよう取り組んだ結果が、私たちの繁栄にもつながると考えています

人の繋がりを大切にする会社

半貫副編集長

イノセルでは、近年、IT業界などで活用されているマイクロラーニングを導入。コンサルタントのスキルアップに努めている。

ただし、最も大切にしていることは、紹介した転職者へのアフターフォロー。入社された方には、ご本人のご都合などを確認して、お祝いの場を設けるよう会社として奨励している。

そこには手間やコストが発生するが、「営業を面白くする」ということが如何にハードルが高く、挑戦し続ける必要がある長い道のりであると考えているとのこと。

人との繋がりを大切にする思想は、社内教育やコミュニケーションを通じて、定着していることがうかがい知れて、顧客側からの評価についてはどうなのか関心が高まった。

イノセルに対する顧客からの評価/評判について

顧客からの評価について語る内野社長
取材中、顧客への感謝の言葉が絶えない。
半貫副編集長

3年経営してこられて、顧客からの評価について教えてください。始めたばかりから最近までの過去の評価と現在の評価、また今後、このような評価を得ていきたいということも教えてください。

内野社長

過去の評価でいうと、今、私も自分でマッチング作業をするということは少なくなりましたが、最初(創業からしばらくの間)は当然、自分が直接しているので、やはり本当にいろいろな成長企業の経営者の方とマッチングをしていました。

例として、『ある1社の事例』を紹介します。

その会社は、当社と契約するまで、常に20社程度の転職エージェントと付き合っていました。大手紹介会社さんや、有名なヘッドハンターの方もそこを支援していて、営業で10人くらい採用人数のニーズがありました。

結論、その会社に当社が書類推薦してからの入社率が71%でした。他社は3%~5%程度で、有名なヘッドハンターの人でも15%程度であったそうです。

私たちは断トツの71%だったので、高い評価をいただくことができ、更に採用したいとのご要望もいただき、転職者様に提供できる、いろいろな情報をいただくことができる関係になっています。

半貫副編集長

このような高い評価を獲得している例は他にもあるんですか?

内野社長

正直な話、私たちは良い評価をいただけていることが多いのだと思います。

内野社長

ご利用いただいた企業の社長さんが仲間の会社を紹介してくださることや、実際に入社した人から友人を紹介いただくなどが多いですね。

沢山の改善を行ってきていますが、『紹介』や『良い噂』は、いいサービスをしているという一つのサインであると思います。これは私や社員の原動力になっています。

今後も、このような評価から生まれる紹介や良い噂(口コミ)を、継続していただけるよう常に改善に取り組んで参りたいと思います。

半貫副編集長

口コミで広がるサービスは強い。尺の都合で割愛している部分もありますが、イノセルでは、『入社してよかった・採用して良かった』という、顧客の喜びが促進させるような新しい仕組みの構築にも取り組んでいるそうです。

営業が面白くする会社。

新しく、イノセルの社員になる人は、実際にイノセルで働き始めたら、経験してきたキャリアカウンセリングとは世界観が変わってきそうな予感がします。

それでは、イノセルの採用に関する情報を確認していきましょう。

イノセルで働こう!採用情報

イノセル株式会社の社員さん

自分で年収をコントロールするヘッドハンター!さあ、共に成長しましょう。

◎仕事のポイント
通常の採用支援、転職支援会社のお付き合いは「点」であることが多い。収益のポイントが入社後の採用成功報酬のため、「入社」以降は転職者に接点を持つ事はないし、企業の組織変革に入り込み、組織変革をしていくことはあまり儲からない。

また高度なスキルも必要です。

しかし、イノセル株式会社は、営業マンの力を最大限発揮できる機会の提供(職場機会のマッチング(人材紹介)→成長機会の提供(営業特化が個人教育コンテンツの提供)→組織の営業力を強化する機会提供(営業力強化特化型の法人向けコンテンツ、教材)を提供することで、営業マンと営業組織が持続的に成長していき、顧客に喜びをもたらした結果、個人と組織が成果を出し、「共に勝つ」ことを目的として事業を展開しています。

そのために、

活躍する営業マンの分析や、トップセールスマンのノウハウ研究、成長した営業組織の研究を続け、それをコンテンツ提供することで、「営業を面白くする」ことが会社の使命。営業の良質な情報に触れることで、最高の営業力を学ぶ機会も増えていく。

イノセルの全社員

募集職種
営業兼キャリアコンサルタント


◎入社後、あなたが手にするキャリアイメージ

一流に接する中であなた自身が一流に成長:一流の営業ノウハウ、人脈に生で触れ、あなたも一流の営業マンになる→すでにイノセル株式会社は51名のトップセールスのインタビューを終了済み。多種多様な業界や業態でトップセールスになった人たちの取材を通じて、共通習慣を見出している。こういった本物に継続的にふれる機会があることが成長につながる!

営業マンの生涯エージェントに:プロスポーツには代理人がいる。その人の価値を見出し、組織と人が共に勝利する機会を提供するのが代理人の仕事。この発想が営業マンの世界にも会っていいのではないか?と考え、営業マンに対して、生涯の成長機会の提供をすることが、営業転職者の方の支援方針。ただし、転職を前提とした支援は審議に基づくので絶対にしない。

問い合わせを月100件取るマーケティングスキル: イノセルではコピーライティングという手法を用い、顧客の80%から問い合わせをいただく仕組みを確立している。これは一般的なブランド広告とは違い、お問い合わせを頂きたい特定のお客様から反応を頂くマーケティングスキルがあなたにも身に付きます。

識学という最新組織運営メソッドを身に着けられます: 創業3年で520社が導入した組織運営メソッドを導入している同社で成果の上がる人材マネジメントを学び、実践できます。マネジメント初心者でも、識学通りに人のマネジメントをしていれば、チームを勝利に導けるノウハウが手に入ります。

人材業界の経験×○○○の多能人材へ成長:代表の内野が500万円投資した、営業、マーケティング教材を社員は無料で学べます→ 成果を出せるWEBコンテンツやDVDを無償貸与。

◎働き方について

半貫副編集長

一般的に、人材紹介業界は、残業が多く、土日祝日など休日も無いような働き方が必要となるケースが多いため、働き方について質問を行いましたのでFAQ形式で紹介します。

転勤はありますか?

ありません。

在宅ワークはありますか?

あります。

残業はどの程度ありますか?

月30時間程度。

休日出勤はありますか?

はい。転職者様の面談希望がある場合。※振替休日は必ず取得していただきます。

女性が活躍していますか?

はい。2名の女性が活躍しています。

出産後も復帰できる職場ですか?

もちろんです!!

イノセルで上司になるひとはどんな人?

イノセル営業責任者・小嶋 謙人さん

営業責任者 小嶋 謙人 さん

求人広告・採用コンサル会社でセールスマネージャー/IT関連会社にてコンサルタントを歴任。リーマンショックを経験。温和な性格で、チーム愛とメンバー愛が強く、とにかくチームで勝ちたいという思いを持つ人。<社員の良き理解者、信頼される指導者、傾聴し一緒に解決策を考えてくれる人>

半貫副編集長

転職してから、どんな上司のもとで働くかは、その後の私たちの成長を左右することにも繋がります。小嶋さんは、相手の話に耳を傾け、問題の本質に目を向けてくれる方なので、壁にぶつかったら迷わず相談できる上司。イノセルには、こんな上司がいます。

イノセルの採用について

◎職場の雰囲気は?

雑談OK。土台の基礎が固まった後は、結果を作るためのプロセス介入はほぼない。
マイクロマネジメント大反対派。前向き、変化に強い人が多い。仕事が好き。
成長したいという意欲が高い人がたくさんます。
仲はいい。チームで成果を上げる点と個人成果のバランスがいいと思う。

◎求める人物について

<年代・経験・スキル・マインド>
 ・20代がベスト
 ・売れている営業の人。
 ・チーム、組織の発展も考えられる人。
 ・将来経営者になりたい人。

◎過去、採用した人

・歯科商社で200人中トップになったセールス。
 新事業責任者→2020年時点で31歳。

・WEBマーケティングツールでトップセールスになった
 大卒、銀行→WEBマーケセールスの2020年時点で27歳。

・一部上場企業の求人広告メディアで新規営業を2年
 やっていた日体大卒の2020年時点で28歳

・人材紹介会社3年と不動産テックの会社でトップセールス
 になった 2020年時点で 31歳女性。

など

◎こんなタイプの人は採用しない

・安定志向の人
・評論家
・言い訳上手
・嘘をつく人
・実績を上げていない営業マン
・行動スピードが遅い人
※選考中のリアクションが24時間以上かかる人はNG。

イノセル概要/募集要項簡易版

本社所在地東京都千代田区九段南1-5-6 りそな九段ビル5階 KSフロア
事業所
設立平成29年12月
資本金500万円
従業員数8名
売上高非公開 ― 2024年に10億円の年商を目指しています。
平均年齢
初任給(月給制)25~45万円※固定残業代含む + 賞与
残業代の制度20時間超過分は社内ルールに則り、上長承認の上、別途支給。
勤務時間シフト勤務 [1]10時~19時 [2]11時~20時 [3]12時~21時 のいずれか
年間休日120日
福利厚生各種社会保険完備
年収モデル【チームリーダー】20代:400~500万円+賞与 【部長】600~800万円+賞与
賞与賞与:6ヶ月に1度支給。
半期付加価値額が
・1000万円未満の場合は付加価値額×5%
・1001~2000万円未満の場合は×10%
・2000万円以上の場合は×15%
を支給するという内容。
選考プロセス【1次面接】部長 → 適性テスト → 【2次面接】社長(ロープレ面接)

編集部による企業研究ノート

イノセルの顧客は2種類

[1] 成長志向の法人企業
 東証一部からマザーズ上場企業、上場を目指すスタートアップ企業が保有求人の80%を占める。離職率の高い業種、「生命保険、投資用不動産、消費者金融、アミューズメント、タクシー、飲食」などは求人を取り扱っていない。

[2] 成長志向の営業経験者
 営業職として日々奮闘してきた転職希望者(キャンディデート)、20代~30代、現職・前職において営業という仕事で継続的に努力、成果を出してきたが「次のキャリアで更なる成長を目指したい」と考えている人を支援。

契約/面談などについて(入社前のイメージ作り)

契約企業数122社(20年7月時点)、月間スカウトレス数:平均250名、月間対面人数:70名程度、コンサルタントが担当する企業数の上限:50社。注力人材と企業数は5名と5社に決定。平均成約単価:150万円弱。

取引先など

【敬称略】イノベーション、 サンブリッジ 、じげん、CINC、識学、 ブランディングテクノロジー など

不況下においても、採用活動をほぼ止めなかった会社ばかり。多くの人材会社が、企業側の要求について「高すぎるとして」人を紹介出来なかったとお悩みの企業と、営業職として実績を上げられてきた転職様のご縁を作れている。

【主要取引媒体】BIZREACH / RAN /en AMBI / OpenWork / キャリトレ
 ※.RPAにより自動化を実現しているから業務量の面でも安心。

取り扱い商材(サービス)

  • 営業特化型の両面型人材紹介
    └(企業も転職者も両方担当)
  • 営業マンが成長するコンテンツ提供
    └(WEBコンテンツ、DVD、CD教材など)
  • 営業組織が成長するコンテンツ提供
    └(営業マネジメント強化、営業組織を強くする生の実例ノウハウなど)
  • 営業力強化を習慣化する会員制サービス
    └(※これから開発予定)

どのように集客するのか

スキルに応じて最初の3カ月のKPIをレビューで設定します。企業開拓はWEBやFAX、DMを活用します。また提携プラットフォームSARDINを活用し、1000社近くの求人にも転職者にご提案提案可能な環境もあります。

大手転職者サイトと提携し、転職者を集めますが、それに加えてチャットを活用した独自のAI技術を活用しフェイスブックで営業マンを集客しています。加えて、成長したい営業マンにコンテンツ提供とメルマガを提供しているため、イノセル株式会社と継続的に接点を持つ営業マンが毎月増えています。

業務上、競合するライバル・差別化のポイント

転職支援においてはリクルートキャリアさんとよくバッティングするそうだ。求人数では勝てません。しかし、1社1社に対して、社長インタビュー、営業現場インタビューを通じて、どんな営業が活躍できるのか?の企業文化の把握。そして、KGI/KPIを把握することで、ミスマッチを減らしているため、マッチング精度は業界トップクラスです。

また、社長本人が営業特化型人材紹介の15年の経験を体系化した教育コンテンツもあり、6か月で業界NO1のエージェントスキルを身に着ける教育システムを確立していることも差別化のポイントと言える。(人材会社では1社も取り入れていない双方学習型のUMUというラーニングプラットフォームを導入している。)

イノセルの今後について

イノセルでは、自社として支援したい『採用企業のペルソナ』『転職者のペルソナ』を明確に決めています。(ペルソナ=ターゲットとする人物像)

内野社長

私たちは近い将来(今後)、自社が定義する「ペルソナ像」に当てはまる人たちの営業が面白くなる環境づくりに貢献したいのです。そこにつながるなら、どんな事業の成長の仕方でもいいと考えております。それが基本的な考え方です。

ですが、ビジネス需要が今は、圧倒的に売れる営業を採用したいという要望が多いので、ここへ磨きをかけていくのことが直近の方向性となっています。

イノセルが採用支援したい企業(社長)

採用企業のペルソナ増

富尾 益三さん

性別:男性 
年齢:49歳 年収3000万円 
職業:東証マザーズに上場/年商15億円企業の社長
成果:創業15年でマザーズ上場企業へ成長
悩み:上場し、数字的な成長を義務付けられている富尾社長。

新事業を拡大するために、事業を作れる社員を増やしたいし、今の営業の生産性を高めていきたい。一時期は新卒で優秀なメンバーを採用できていたが、採用後3~5年のタイミングで大手企業に高年収で引き抜かれ、またゼロから育成する、、、という悪循環に陥っている。新事業を任せられるような営業マンは少ないし、とはいえ、新卒から育成するには時間がかかる。

自分たちのカルチャーにマッチした人材かつ、求める成果を出せる営業マンを採用、育成したい!と強く望んでいる。

イノセルが転職支援したい個人(求職者)

売田 一郎さん

性別:男性
年齢:29歳
年収:500万円
職業:大手WEB系サービスの法人営業
成果:MVP賞/業績は常にトップクラス 
住所:東京都世田谷区
婚姻:結婚していて、子供なし
悩み:今の会社の上司に尊敬できる人がいない。

このまま、今の会社にいても、5年後の年収はたかが知れている。悪い意味で将来が見えてしまっている彼。友人は20代後半で社長や、ベンチャーの取締役になっていて、仕事のレベルが高く、自分とのレベルの違いに焦りがある。

自分の市場価値を高めたい意欲は高いが、何をすれば自分の価値が高まるか、はっきりしたやり方まではわからない。子供も作りたいが、こんな心境では家族を安定させる自信もなく、妻もやきもきさせてしまっている。はっきりしているのは、今の会社にとどまる選択は、自分の描く将来にはプラスにならない!と強く感じている。


半貫副編集長

イノセルでは、このようなペルソナを明確に設定することで、関わる人達が時間と労力を無駄にしないための『選択と集中』に成功しています。転職エージェントの仕事で、よい支援、自己成長、仕事の質とやり甲斐を求めている人にはオススメの職場

取材を終えて「まとめ」

イノセルを取材してみて感じたこと

営業という仕事を研究する同社。トップセールス候補、プレイングマネージャーを募集している企業の中でも、人を大切にする社風をもっている会社とのマッチングをしている。むやみなスカウトや、紹介を行うのではなく、転職者と企業の双方を高い精度で結ぶことで、両者の負担を少なくしている。

これにより『一人一人に行き届いた支援を行えている』のが特徴。

人材紹介の業界で働くと、俗にいう両面(営業/キャリアコンサルティングを兼務)を担うワークスタイルが主流であるため、企業開拓・深耕・求人要件ヒアリング~求人票の作成・日頃からの募集枠充足状況の確認など、営業業務だけで忙殺されてしまうことがある。

更に、転職希望者をヘッドハンティング/スカウトする、リサーチ業務は媒体内の検索・スカウト原稿の研究&執筆・候補者のリスト化に至るまでを、営業業務とは別に行うのが一般的で面談にも大きな工数を要するため、日々が業務だけで終わってしまい『キャリアアップを実感できない』まま退職する人も少なくない。

【一方】イノセルでは、担当企業数・担当候補者数、共にあり得ないほど少ない分、人と組織の成長を考えながら『本質的に未来を創る転職支援に集中』することができる

これは、マーケティング&作業オートメーションを突き詰めてきた成果で、他社が簡単に真似することができない努力と挑戦の賜物。マニュアルも数多くあり、日々、アップデートされていく。自分の仕事が、みんなの血肉として共有され、共にフィードバックして互いに成長。

困っていそうな人がいると、誰かしらが、自然と寄り添い、一緒になって考え・また歩み始める。

そして、自分の年収をコントロールする働き方を許容している組織なので、将来を見据えながらイノセルを成長のプラットフォームとして活用できる。

ガチガチにルールを作るのでは無く、一人一人が『営業を楽しくする』『つまらないものを面白くする』というミッション・ビジョンの実現に向け、一生懸命に仕事をしている集団。それがイノセルだと感じた。

これから、転職エージェントの仕事を始める方、人材業界内で人と組織の課題に寄り添えるプロフェッショナルを目指したい方は、是非、イノセルの扉をたたいてみて欲しい。ベンチャーだけど、ベンチャー企業らしくない、暖かくて本当に求める成長を自他共に目指せる会社。

以上、イノセル株式会社、取材の現場より。